上坂すみれ『タモリ倶楽部』終了で大ダメージ!?“ロシア趣味”を披露した過去

上坂すみれ『タモリ倶楽部』終了で大ダメージ!?“ロシア趣味”を披露した過去

上坂すみれ『タモリ倶楽部』終了で大ダメージ!?“ロシア趣味”を披露した過去 (C)PIXTA

40年以上にわたって続いてきた人気番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)が、今年3月で放送終了を迎えることが明らかになった。1つの時代が終了する予感に、SNS上では悲しみの声が上がっているのだが、人気声優・上坂すみれのファンにとっても他人事ではないようだ。

上坂すみれと「タモリ倶楽部」

上坂は『中二病でも恋がしたい!』の凸守早苗や、『アイドルマスター シンデレラガールズ』シリーズのアナスタシアなどを演じてきた声優。また、上智大学のロシア語学科を優秀な成績で卒業した経歴をもち、稀代の“ロシア・ソ連マニア”としての一面もよく知られている。

声優ファンはもちろん、サブカルマニアからも高く評価されているのだが、そうした尖った一面を広く世に知らしめたきっかけの1つが、他でもない「タモリ倶楽部」だった。

上坂が初めて「タモリ倶楽部」に出演したのは、2017年の放送回。番組内では、流暢なロシア語を披露したり、大好きなロシアの戦車について熱弁したりと、持ち前のマニアックな一面を存分に発揮し、これまで彼女をよく知らなかった視聴者にも衝撃を与えた。

その後も2018年、2019年と、年に1回のペースで出演。2020年には間隔が空いてしまったが、翌2021年には8月と12月の計2回出演している。

ちなみに8月は「メタル鋳造」を取り上げた回で、上坂は音楽ジャンルの“メタル”が好きだという理由からゲストに呼ばれたようだ。

ヘヴィ・メタルの始祖『ブラック・サバス』のTシャツを着たメタルファッションによって、視聴者の目を釘付けにしていた。

サブカルクイーンとして返り咲けるか

今ではすっかり上坂のサブカルチャー愛は有名になっているが、以前は一部の声優ファンだけが知っている個性だった。

それがより広い層に認知されたのは、やはり「タモリ倶楽部」の影響力が大きいだろう。

上坂のファンたちにとっても、思い入れの深い番組だったようで、SNS上では「タモリ倶楽部」の終了を嘆く声が続出。

《タモリ倶楽部が終わるって事はタモリ倶楽部に出るすみぺが観られなくなるって事なんだよなぁ》《年に一度くらいすみぺが出る貴重な番組が》《いつか上坂すみれさんがタモリ倶楽部で酒を飲んでいる姿を見たいと思っていたが叶わぬ夢だった》《タモリ倶楽部のすみぺゲストの回良かったし、あともう一回ぐらい来てほしかったんだが》といった声が上がっていた。

なお、最近は国際情勢的な問題から、メディアでロシア(旧ソ連)への愛をアピールすることは難しくなっている。上坂もめっきりロシア趣味を控えめにしている印象だ。

そこにきて「タモリ倶楽部」も終了したことで、上坂に逆風が続く形となってしまった。また新たなキャラ付けが必要な時なのかもしれない。

文=大上賢一

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