『乃木坂46』バースデーライブ演出に違和感…まるで故人を偲ぶ会みたい?

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乃木坂46  (C)まいじつ

2月22日から26日までの5日間にわたって開催された『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』。

3日目の4期生の単独ライブが行われ、現在療養中のメンバー・掛橋沙耶香を思いやる一幕も見られた。しかし、故人を偲んでいるとしか思えないお涙頂戴演出が物議を醸しているようだ。

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掛橋といえば、昨年8月に開催された『真夏の全国ツアー2022』で転落事故を起こして以来、公の場に姿を見せていない。

当然、今回のバースデーライブも欠席しているのだが、そんな彼女に対して4期生のメンバーがメッセージを伝える場面がライブ中に見受けられた。

たとえば序盤のMCでは、佐藤璃果が「16人全員のことが大好きなので、大好きな子の気持ちも背負って、みんなで頑張りたいと思います」と掛橋を含める〝16人〟という数字を口にしている。

さらに遠藤さくらが4期生1人ひとりにメッセージを伝える場面では「掴みどころがなくて不思議な性格だなと感じていたけど、それが愛おしくて」「沙耶香に無性に会いたくなる日が、日に日に増えていきます」と言葉を詰まらせながら掛橋について語り、最後には「沙耶香は4期生にとって必要不可欠です」と締めくくっていた。

オフィシャルグッズの1枠は…

この後、ライブでは掛橋がセンターを務めた楽曲『図書室の君へ』を披露。センターポジションを空席にしたままパフォーマンスし、メンバーのなかには時折涙を滲ませる者も…。

もちろんネット上には《さぁちゃん早く元気になってね! 4期生の愛伝わったかな?》《図書室とあの演出はマジで泣けた…。さぁちゃん安心して帰ってきてね!》などと感極まる人も続出していたが、掛橋をまるで〝故人〟のように扱う演出に不信感を抱くファンも少なくない。

実際には、《扱われ方が故人のようで見てて冷や汗出たわ。マジで歌って踊れなくていいから、せめて肉声を聞かせてくれ》《こんな演出されてもモヤモヤしか残らない》《賀喜号泣してるやん、4期生はお掛の症状とか全部知ってるんやろうな》《何あのVTR。急に故人を偲ぶ会みたいなの始まったじゃん》《本当に闇深い。あれで感動とか言ってる奴らは狂ってる》といった非難の声が殺到していた。

「ライブ終演後に投稿されたオフィシャルグッズの案内ツイートには、1枠だけくり抜かれた4期生メンバーの写真が添付されています。

恐らくその1枠は掛橋の分で、〝席を空けて待ってるよ〟の意が込められているのでしょうが、同ツイートに対してもファンから賛否両論の声が寄せられていました。

そもそも本当に彼女やファンのことを思うのなら掛橋の分の〝個別スティックライト〟を用意してあげても良さそうなのものですが、なぜか彼女の分は何の説明もなく省かれています。

そしてここへ来ていきなり掛橋を〝美談〟のように持ち上げる運営のやり方には確かに疑問が少々残りますね」(アイドルライター)

とはいえ運営側は、掛橋の事故についてこれまで沈黙を貫いてきた。ここにきて彼女に触れ始めたということは、復帰が近いサインなのだろうか…。

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