古市憲寿氏“温泉”に容赦なし発言「そもそも汚い」

古市憲寿 

古市憲寿 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

社会学者の古市憲寿氏が2月27日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。

潔癖で知られる古市氏は温泉に関するニュースに対し毒舌をさく裂させ、MCの谷原章介ら出演者を苦笑いさせた。視聴者の間では賛否両論の声が見られる。

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お湯の入れ替えを年2回しかしていなかったという、福岡県筑紫野市の名物旅館を取材。衛生管理に関し、県に虚偽の報告をしていたという件について報じた。

旅館の社長は番組の取材に対し、毎分70リットル程度のお湯を常時24時間入れていると主張。

1日当たり浴槽4杯分程度のお湯が入れ替わるとし「それで入れ替わっているという認識ではありました」と説明。常時、掛け流しにすれば問題ないと考えていたと釈明した。

ただ福岡県の条例では週1回以上は完全にお湯を抜いた上で、入れ替える必要があると定められていて、この温泉は条例違反の状態だったという。22年11月に保健所の検査で、基準値の最大3700倍のレジオネラ菌が検出されたという。

「湯船にみんなで入るわけでしょ?」

この件についてコメントを求められた古市氏は、温泉にはあまり行かないとしながら「温泉に行く人って、そのリスク取って行ってるのかと思いました」とバッサリ。

谷原が「リスク…」と噴き出す中、古市氏はレジオネラ菌を完全にゼロにすることはできないと断じた。

その上で「温泉が完全なクリーンな空間ではないというのは、どこでもおんなじ」と説いた。橋下徹氏は「温泉入るのにそこまでリスクなんか考えてないですよね?」と苦笑いした。

それでも古市氏は「湯船にみんなで入るわけでしょ?それ自体がそもそも汚いじゃないですか」と毒舌を披露。

橋下氏は「汚くない!」と否定したが、古市氏は「みんなこれまで行ってたんだから、そんな急に気にし出すことない」と力説した。

視聴者からは《私も古市さんと同じ意見です》《相変わらずの毒舌ウケる(笑)》《昔から何が浮いてるかわからない他人と入る温泉は超苦手》といった声が続出。

一方《今週末温泉行くのにそんな事言わないで》《全国の温泉地旅館の足を引っ張る古市さん》と、他の温泉施設への風評被害を心配する声もあった。

賛否割れる問題だ。

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