有村架純の“元風俗嬢役”に賛否! 映画『ちひろさん』男女で温度差

有村架純 (C)まいじつ

女優の有村架純が、最新映画で新たな一面を見せて話題を呼んでいる。一方で、その役柄の描き方に疑問の声も多い。

有村は2月23日からNetflixで世界配信され、全国の劇場でも公開されている映画『ちひろさん』で主演を務めている。

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原作は漫画家・安田弘之の同名人気コミックで、最終話から5年を経て映画化。海辺の小さな街にある弁当屋で働く、元風俗嬢・ちひろのひょうひょうと生きる様が描かれている。

ちひろの元には、それぞれに孤独を抱えた人々が吸い寄せられるかのように集まり、様々な人間ドラマを繰り広げていく。

ちひろを演じた有村は、《初手から有村架純様が天使。なんであんなに美しいの?》《有村架純が風俗嬢だったらめちゃハマっちゃうかも》《ひたすらに魅力的でずっと釘付けだった》《元風俗嬢ってところが目に留まりますが、風俗嬢とか関係なくちひろさんっていう他にいないキャラクターが素敵だと思います》と評判のようだが…。

『ちひろさん』に男女で温度差

「有村さんが演じるちひろは、誰にでも優しく、ひょうひょうとしたキャラ。ちょっと脱力感のあるキャラが、有村さんの雰囲気とマッチしており、今までの演じたキャラとは、また違った魅力があります。

一方でちひろは、どこまでも男性の理想そのままの性格で、女性からはかなり不評。ホームレスを家に入れ、お風呂で身体を洗うシーンがあるのですが、さすがに現実でここまでする女性がいるとは思えません。

また、中途半端なベッドシーンもあまり意味があるとは思えず、気まずい思いをした人も少なくなかったようです」(映画ライター)

ネット上には《性的な目で見られるおぞましさを考えると、元風俗嬢であることを隠さないとかありえない》《元風俗嬢を本人が恥ずかしげもなく言って、周囲の人がいじってくるシーンの時点で無理だった》《人を救たくて風俗嬢になる女性は皆無で、作られた理想の女性像だろう》《風俗嬢はプライベートでもこうであって欲しい的な願望が込められた結果、有村架純をキャスティングするという夢物語》など、厳しいコメントが相次いでいる。

Netflixの映画ランキングTOP10で「ちひろさん」は1位に輝くなど、注目度の高さが伺えるが、観る人によって評価は異なるようだ。

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