有吉弘行　 （C）まいじつ　

お笑いタレント・有吉弘行の持論がネット上で物議を醸している。

一見ユーチューバーを見下したような発言だが、実はそこには最近世間を騒がせているお笑いタレントたちへの〝皮肉〟が込められているのかもしれない…。

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コトの発端は、2月26日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』（JFN）。同日の放送では「好きなユーチューバーランキング」が発表されたものの、3位のヒカキンと10位の『東海オンエア』以外、全員芸能人だったことから有吉が物申す展開に。

開口一番、有吉は「どこがユーチューバーなんだよ！」「もっと渋谷のスクランブル交差点で問題起こしたヤツとか、迷惑行為するヤツも入れてやれよ。タレントばっかりじゃねぇかよ」とツッコミを入れる。

続けて「ユーチューバーは問題起こしてもすぐ復活できていいよな……」とポツリ。さらに有吉は、「（俺らも）おでんツンツンしたりしてもさ、YouTubeさえあれば復活できるかなと」「だって、謝罪すりゃいいんだろ？ 謝罪で数字伸ばして復活ってことで」「だから俺らも気楽だな」と言葉を続けるのだった。

甘々なのはユーチューバー以外にも…

ユーチューバーはすぐ許されるからいいよね――とでも言いたげな有吉の発言には、リスナーから反論が殺到。ネット上には《一般人から見たら芸能人も簡単に復活してるけどね》《ユーチューバーだけではなく、芸能人も大甘ですけど》《兼近も大してダメージ受けてなさそう》《芸人仲間の兼近、浜田にも同じこと言えるのでは？》《これは浜田への皮肉かな？》《謝罪もしてない浜ちゃんはどうなる？》などのコメントが続出していた。

「もしかしたら有吉の発言には、ある種の〝皮肉〟が込められていたのかもしれません。

例えばお笑いコンビ『ダウンタウン』の浜田雅功は2月に〝パパ活不倫〟が報じられましたが、いまだにワイドショーなどでは完全にスルーされている状態。番組降板どころか、公の謝罪すらありません。

また『EXIT』の兼近大樹は全国で相次いでいる強盗事件の指示役〝ルフィ〟と名乗る人物との接点が明るみになり、それこそ自身のYouTubeチャンネルで謝罪配信を実施。それで許されたのか、今なおテレビに出演し続けています。

不祥事を起こしてもお咎めのない浜田、謝罪1つで世間から許された兼近。この理論でいけばユーチューバーだけではなく芸能界も復帰のハードルが低いように思えますが……」（芸能ライター）

有吉は一体誰に皮肉を言いたかったのだろうか。