武井壮“スポーツ指導者の暴力問題”に持論「すごい悪人ではないと思う」

武井壮 

武井壮 (C)まいじつ 

タレントの武井壮が2月28日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。バレー部顧問が暴力行為で逮捕された事件にコメントし、スポーツ界の体罰問題に関して持論を展開した。視聴者からはおおむね共感する声が上がっている。

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市立船橋高校の男子バレー部は県大会優勝45回、春高バレーの優勝歴も持つ。報道によると、同校顧問の容疑者は2022年11月、練習中の選手のミスに立腹。髪をつかみ引きずり、ボールを何度も顔に投げつけたとして、27日に暴行容疑で逮捕された。

武井は「こんなことがスポーツ界であるってことはご存じだと思う」としながら、「時折全日本の合宿とかでも、こういうシーンをテレビで流したりするじゃないですか。そんなことが諸悪の根源だと思ってて」とバッサリ切った。

スポーツ界全体の問題とバッサリ

暴力行為については「あってはならない。この時代にスポーツを教えるぐらいのことで、人に暴行を加えていいなんてことが許容されてたことが本来、もう間違えてたわけで」と断罪した。

他に暴力行為があったとしてもおかしくないとの指摘には「他にもあるとは思うんだけど、決してこの人がすごい悪人だったかっていうと、僕はそうじゃないと思う」と指摘。

容疑者が指導者として活躍した時期があったことも「否定しない」としながらも、「それでよしとしていたスポーツ界自体の責任だと思う。こんなことが起きても『スポーツ界には厳しいことも必要だ』って言い続けてきた被害者(とも言える)」と私見を述べた。

その上で暴力行為を、スポーツ業界全体が「終わらせられなかったってことが一番の問題」と断じた。

スポーツ界がこれまで暴力行為を許容してきたことも問題の一つと指摘した武井。

視聴者からは《もっと厳しく言っていいけど言葉選んで言っていますね》《武井壮の言い分につきる。ニュースの組み立て方に疑問あり》《ホントそれ。上手く言っているなぁ》といった声が見られた。

今後も、さまざまなトラブルが表沙汰になりそうだ。

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