『テニプリ』作者が車椅子生活に…ジャンプ作家の体調不良が多すぎる

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ここ最近、『週刊少年ジャンプ』作家の体調不良が相次いでいる。

『僕のヒーローアカデミア』や『HUNTER×HUNTER』の作者に続き、今度は大人気漫画『テニスの王子様』の作者・許斐剛が体調不良を報告した。

2月26日に許斐は、自身のツイッターを更新。「テニミュ」ことミュージカル「テニスの王子様」のメンバーたちから贈られてきた激励動画を添付し、《現在歩行困難で車椅子生活を余儀なくされテニミュを観劇出来ない私にテニミュチームからの激励動画が…涙》とコメントを残していた。

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「許斐氏が生み出した『テニスの王子様』は爆発的な人気を呼び、2001年にはテレビアニメ化を果たしました。2003年にはミュージカルも始まり、今や『テニミュ』シリーズの通算公演数は2000回に達します。

1月7日からは『ミュージカル「テニスの王子様」4thシーズン 青学 vs 氷帝』の東京公演がスタートし、昨年12月のツイッターでは公演を心待ちにする許斐氏のコメントも見られたのですが…。まさか車椅子生活を余儀なくされているとは、誰も思わなかったことでしょう」(芸能ライター)

ジャンプ作家の体調不良が続出

許斐は、昨年12月に出演予定だった『ジャンプフェスタ2023』も体調不良を理由に欠席している。出演取りやめと同時に、内臓系の病気を患っていることを明かし、ファンから心配の声が寄せられていた。

当然今回のツイートにも、温かいコメントが殺到。それと同時に、《冨樫先生といい、ジャンプ作家の体調不良続いてない…?》《声優さんに続き、漫画家さんも体調不良を訴える方多いなぁ。心配》《ジャンプ作家そんなに激務なんか…》《ジャンプの人気漫画家って体を壊す人が多すぎな気が…》といった声も上がっている。

「漫画家は作品が売れれば売れるほど引きこもりがちになり、許斐氏のように、体調不良を訴える漫画家も少なくありません。

たとえば人気漫画『僕のヒーローアカデミア』の作者・堀越耕平氏も、体調不良により、2月6日発売の『ジャンプ』を休載する旨を発表していました。堀越氏の連載は2月20日発売の12号から再開したものの、ファンの中には不穏な空気を感じ取っている人もいるようです。

また、昨年突然ツイッターを開設して話題になった『HUNTER×HUNTER』の作者・冨樫義博氏も腰痛の悪化を報告。冨樫氏は2年ほど椅子に座れない状態だったそうで、〝あらゆる動作が常人の3~5倍時間がかかる〟と説明していました。

さらに、2022年6月に連載を開始した『ルリドラゴン』は、作者・眞藤雅興氏の体調不良に、7月発売の33号からいったん休載という形に入っています。2月2日にはツイッターで《復帰のご報告ができるよう少しずつ進んでいます》と経過報告をしていましたが…」(同・ライター)

短命で生涯を閉じた有名漫画家も少なくない。続きを待つファンのために漫画を描き続けるのもいいが、健康第一で仕事してほしいところだ。

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