3年に1本の神ドラマ!『ブラッシュアップライフ』が傑作だと評価される理由

安藤サクラ 

安藤サクラ 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

お笑い芸人のバカリズムが脚本を務める、今期の覇権ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)が、ついにラストスパートをかけている。

2、3年に一本レベルの傑作なだけに、このドラマを見ていない人は、今からでも追いかけて見るべきだという。

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ストーリーは、33歳の独身女性・近藤麻美(安藤サクラ)が、一度死んだことをきっかけに、再び人生をやり直して〝徳〟を積んでいくというもの。

「序盤はバカリズム脚本らしい、ダラダラとした会話パートが続く展開で、見る人をかなり選ぶ雰囲気がありましたが、麻美が一度死んでから一転。ダラダラ会話が全部伏線になっていて、キレイに回収していきました。

面白さはもちろんですが、どこか胸が締め付けられるような懐かしさも感じる、上質なドラマとなっています」(芸能記者)

その評判を表すかのように、国内最大級の見逃し無料配信動画サービス『TVer』のお気に入り登録者数は、今期ドラマでナンバーワン。唯一の100万人超え作品となっている。

やはり天才だったバカリズム

「視聴率は苦しんでいますが、初回の5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)から徐々に上げていき、最新の第8話では自己最高の6.8%を記録。スタートダッシュにさえ失敗しなかったら、二桁視聴率も見えていたことでしょう」(同・記者)

毎回絶賛が相次ぐ同作だが、第8話でまた、評価を一段上げたようだ。

「これまではコメディー要素が強かった作品ですが、第8話ではシリアスな展開も入ってきました。

コメディー作品にシリアス要素は、拒否反応を示す視聴者も多いのですが、今作では大成功。作品にテーマ性と深みを与え、ドラマの価値を高めました。

様々なドラマを執筆してきたバカリズムですが、間違いなく今作が最高傑作となることでしょう」(同)

ここ数年、あまりヒット作がなかった日本ドラマ界。ドラマから離れてしまっていた人も、『ブラッシュアップライフ』は見るべきだろう。

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