『舞いあがれ!』福原遥の“トンデモ発明品”は実在していた…!

福原遥 

福原遥 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

2月28日放送のNHK朝の連続ドラマ小説『舞いあがれ!』に登場した、〝金網製のハンモック〟が斬新だとして注目を集めている。

今までの話で、舞(福原遥)は、周辺住民に工場をもっと知ってもらうため「オープンファクトリー」を開催し、成功させていた。

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だが、金網の製造業を営む小堺(三谷昌登)は自分の工場の経営が悪く、オープンファクトリーどころではないと不満を爆発させる。

そこで、舞は金網で新しい商品は作れないかと、家具を提案。そのなかに、ハンモックもあった。

28日の放送では、満を持してハンモックが完成。寝心地にこだわって、金網を縦に編み、支柱の部分は同じ東大阪にある工場の協力を得た。

しかしサイズが大きいため、なかなか家庭用としての需要はないことが判明。そんな折、地元産業の魅力を伝えたいと、ある大学が興味を持ってくれて……という展開となった。

実際に存在した金網ハンモック

一方で、視聴者の間では金網ハンモックが注目を集めており、《もう少し拡張して、どんな部屋にも設置できる簡易ロフト的なものがあるといいなあ》《おしゃれホテルとかカフェとかグランピング施設に売れそう》《普通のハンモックは体が包まれて寝返りが打ちにくいから好きじゃない。金網ハンモックなら大丈夫そう》《金網ハンモック掃除しやすそうでいいよな。プールとかに良さそう》といった声が上がっている。

「実はこのハンモック、実際に東大阪で製作されていたもの。お笑いコンビ『中川家』がナビゲーターを務める番組『探検ファクトリー』(NHK)でも〝ひし形金網の新天地〟として紹介されており、主にフェンスの需要しかなかった金網の新たな可能性を開いたとされています。

現代はコロナ禍の影響もあり、空前のキャンプブームが到来中。『舞いあがれ!』の世界でも、舞や小堺をはじめとする職人たちに恩恵があるといいのですが……」(芸能ライター)

広い視点で町工場や技術を見てきた舞だからこそ成し得た提案に、視聴者も感心するばかりなのであった。

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