『どうする家康』松本潤の演技がヒドい理由…視聴率低下の責任はナシ!?

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

NHK大河ドラマ『どうする家康』の視聴率がまた下がってしまった。これを受けて、主演の『嵐』松本潤はすっかり自信をなくしているようだ。

初回は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でスタート。その後、第2話15.3%。第3話14.8%。第4話13.9%。第5話12.9%。第6話13.3%。第7話13.1%と推移し、2月27日放送の第8話は自己最低の12.1%を記録した。

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「下がり続ける視聴率が第6話で盛り返したのは、この時、松山ケンイチと山田孝之が中心となっていたから。メインエピソードの松本と有村架純のフェーズに入り、ガクンと視聴率を下げたようです」(芸能記者)

ネット上では《松本さん1人の責任にしたくはないけれど、やはり台詞回しが軽い》《松潤は時代劇には向かない》《松ケンと山田孝之の演技力がなかったら、すでにリタイアしていたと思う》《松潤がこんなに演技力なかったとは…。ひとり学芸会なんだよねえ…》などとボロクソだ。

「松本は本来、高視聴率ドラマ請負人。主演作をかなりの確率でヒットさせてきました。しかし、昨年冬放送の主演作『となりのチカラ』(テレビ朝日系)がコケました。そしてこの作品に対しても、松本の演技をダメ出しする声が視聴者からあがっていましたね」(同・記者)

松本潤とミスマッチすぎる頼りない男

実は『どうする家康』と『となりのチカラ』には共通点があるという。

「どちらも松本が、頼りない優柔不断な男性を演じているのです。しかし松本にこの演技は合わない。同じくヘラヘラしているなら、『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)のように、飄々としている天才役のほうがいい。

そもそも、松本は普通にしているとカッコ良くてデキる人風に見えてしまう。そのため、頼りない役を演じる際は、多少誇張しないとしっくりこない。

その点は『となりのチカラ』の時に、脚本・演出の遊川和彦氏から指摘されていました。声を高くしているのも、地声が低いから、頼りない役と合わないためだそう。

『どうする家康』でも同じような演技をしているのですが、それが視聴者から〝演技が軽い〟とダメ出しされており、もはや打つ手はない状態。松本は自分の演技について、相当悩んでいるようですよ」(週刊誌記者)

まったく自身に合っていない役を演じ、叩かれている松本には同情するばかりだ。

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