人選が劣化している?『名探偵コナン』劇場版主題歌にガッカリ声

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4月14日から公開がスタートする劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』。公開に先駆けて主題歌が解禁されたのだが、コナンファンからは落胆の声が後を絶たない。

劇場版シリーズ第26作目となる同映画は、江戸川コナンと灰原哀に迫る〝黒い影〟を描いた作品。

東京・八丈島近海に建設された海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台に、総勢20名以上のキャラクターが総出演する豪華な仕上がりとなっている。

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そんな今作の主題歌を務めるのは、日本を代表するロックバンド『スピッツ』。彼らと「名探偵コナン」のタイアップは今回が初めてとなり、3月1日には新曲『美しい鰭』を使用した新たな予告映像が公開された。

また主題歌決定に際して、ボーカル&ギターの草野マサムネは「まさかスピッツが名探偵コナンの曲を?と自分達も驚いてます。大変光栄です」とコメントを寄せている。

最近は脱ビーイングが定着しつつある?

しかしコナンファンからの評判はいまいちの様子。ネット上では《何故スピッツなんだろうな。謎が謎を呼んでいる……》《名探偵コナンはビーイング系やないと落ち着かんわ。別にスピッツが好きじゃないとかではないが……》《映画主題歌は格別なので、また倉木麻衣やB’zもどうかお願いします》《ビーイング系以外のアーティスト起用は、できればやめてほしいんだよね。ベストアルバムにしづらいし、そもそもしっくり来ない》《劇場版コナンの主題歌、J-POP路線を辞めてビーイング系に戻して欲しい》《コナンの映画の主題歌はビーイングだろって毎回思っちゃう》などの落胆の声が広がっていた。

「アニメ『名探偵コナン』といえば、『B’z』や倉木麻衣、大黒摩季をはじめとする音楽事務所『Being』所属アーティスト、通称〝ビーイング系アーティスト〟が歴代主題歌を務めてきました。

かつては劇場版の主題歌もビーイング系が担当していたのですが、ここ数年はビーイング系以外のアーティストが起用されています。

特に悪いことではないものの、アーティストの事務所を統一しない場合、『名探偵コナン』のベストアルバムでの楽曲使用が難しくなる可能性も。それを見越して、ファンは悲しみの声を上げているのでしょう……」(芸能ライター)

ちなみに昨年の映画は『BUMP OF CHICKEN』、一昨年は『東京事変』、その前は『三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE』のボーカリスト・登坂広臣が起用されている。

「名探偵コナン」の運営陣は、〝脱ビーイング〟でも目指しているのだろうか。

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