『R-1グランプリ』出来レース疑惑よりも深刻な問題… M-1との大きな違い

霜降り明星 

霜降り明星 (C)まいじつ 

『R-1グランプリ2023』の司会を務めた『霜降り明星』粗品が、採点の表示をめぐる〝出来レース疑惑〟の裏で大酷評されてしまった。

同大会はひとり芸日本一を決めるお笑いコンテストで、3月4日フジテレビ系で決勝が生中継された。

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ここで司会を務めたのが、大会優勝経験のある粗品擁する『霜降り明星』。しかし、2人の進行が下手すぎるとして、視聴者は不満の声を上げることとなる。

「同大会は『M-1グランプリ』や他の大会同様、ネタを終えた芸人が採点までの間にフリートークを行い、手応えを語ったりボケに走ったりと自身をアピールしていきます。

しかし、いずれのパターンも『霜降り明星』の2人は、愛想笑いするか、相手の発言を繰り返すだけ。進行に手一杯で、アドリブで場を暖めることまで気が回っていないようでした」(芸能記者)

4番手のサツマカワRPGがボケると、せいやは「ムズい!」「俺の仕事なくなるから。MC慣れてないねん」と、MCにあるまじき白旗を挙げる始末。粗品もこうしたくだりを処理できず、採点の時間は終始淀んだ空気となった。

「司会として以前に、芸人として…」

この醜態続きの進行に、視聴者からは呆れた反応が続出する。

ネット上には《新しいカギでも司会進行っぽく任されて力不足なんだよな》《司会下手くそすぎて、大会が盛り上がってない》《この2人はMC向いてない》《「MC向いてない」なんて本番中に自分で言っちゃうような奴が3年連続司会って》《司会として以前に、芸人としても言うほどオモロない》など、ストレートな声が相次いだ。

今田耕司が司会の「M-1」、『ダウンタウン』浜田雅功が司会の「キングオブコント」に比べると、やはり力不足かもしれない。

年末の「M-1グランプリ」で『ウエストランド』が大会の価値をぶった切ったところに、出来レース疑惑とMCの力量不足まで浮上した「R-1グランプリ」。やはり、同大会には「価値」も「夢」もないのか…。

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