WBC侍ジャパン1人だけグッズが売れ残り…切なすぎる在庫状況

(C)Andrey Yurlov / Shutterstock 

3月8日に開幕する野球の世界大会・WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。その盛り上がりは、昨年末のサッカーワールドカップを遥かに凌いでいる。

今大会の日本代表・侍ジャパンは過去最強との呼び声も高く、大谷翔平やダルビッシュ有といった現役メジャーリーガー、村上宗隆、佐々木朗希といった若き大選手まで、豊富な戦力揃い。

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母親が日本人のヌートバーが、日系選手として初めて代表入りするなど、話題性も抜群だ。

「その熱気を指し示すのが、各選手のグッズ販売。特に代表のレプリカユニフォームは、大谷をはじめ普段と違う背番号の選手もいるため、飛ぶように売れています」(週刊誌記者)

しかし、現在ネット上では、あるユニフォームだけ寂しい現状だと話題になっている。一度は代表入りしながら、左脇腹の故障のため、2月28日に出場を辞退したMLBのシカゴ・カブス所属・鈴木誠也だ。

辞退で売れ残りの悲しい現実

「ユニフォームは通販サイトのほか各球場やショッピングモール、羽田空港のおみやげショップでも販売されているのですが、人気選手ほど飛ぶように売れ、どの棚や在庫もほとんどが空になっています。

唯一売れ残っているのが、辞退によってユニフォーム着用が幻に消えた鈴木。複数の店舗を回って取材しても、鈴木のユニフォームだけ在庫が残っている光景を目にできます」(前出・記者)

ネット上でも、《鈴木誠也選手のレプユニだけ沢山並んでて、切なかったです》《侍ジャパンのユニフォームとかTシャツとかも鈴木誠也しか残ってなかったw》《選手グッズがほぼ完売の中、お菓子と鈴木誠也が大量に余ってた》《出ない奴のユニ買ってもしょうがないしな》など、鈴木のユニフォームの在庫報告を多く目にすることができる。

「大会前に辞退となったのですから、売れ残るのは当然でしょう。逆に、大会で猛打爆発の活躍となれば、飛ぶように売れていたでしょうしね。

しかし、このユニフォームが活用できないこともありません。『SUZUKI 51』とくれば、多くの野球ファンはイチローを連想するでしょうから、〝イチローが改名しなかった世界線の代表ユニフォーム〟と思って買えば、また愛着が湧きそうです」(同・記者)

だが考えてみてほしい。もし日本代表が世界一になった場合、マウンドでは「出られなかったお前の敵を取ったぞ!」と鈴木のユニフォームが掲げられ、その光景が何度もメディアで使われるはずだ。

つまり、鈴木のユニフォームこそが、侍ジャパン世界一の代名詞となるのではないだろうか。

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