松本人志の降板で視聴率アップ?『ワイドナショー』が収録から生放送へ

松本人志 

松本人志 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

先日、『ダウンタウン』の松本人志が『ワイドナショー』(フジテレビ系)から卒業すると正式に発表され、「番組の終焉」「視聴率ガタ落ち」などと話題になった。

しかし、ことはそう悲観的な要素ばかりではなく、思わぬ光明も差そうとしているようだ。

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「松本は番組内で『キリトリ記事禁止』とネットニュースを牽制してきましたが、それでも記事化される現状に嫌気が差し、昨年から出演が隔週に。モチベーションの低下は明らかでしたから、今回の降板も驚きはありません」(芸能記者)

同番組のライバルといえば、同じワイドショーにして、何かと因縁のあった『爆笑問題』が出演する『サンデー・ジャポン』(TBS系)だ。

かつては時間帯視聴率首位をめぐり熾烈な争いも繰り広げてきたが、ここ最近は『サンジャポ』の圧勝であり、『ワイドナショー』は『ニノさん』(日本テレビ系)にすら敗北する状況も多かった。

生放送に改めて『サンジャポ』と対決へ…

「『ワイドナショー』はタイムリーなネタを扱うワイドショーにもかかわらず、松本の都合で収録形式でした。

しかし、こうした番組で取り上げるネタは新鮮さが命ですから、より新しい情報を扱える番組に視聴者が流れるのは当然。『ワイドナショー』が『サンジャポ』に負けたのも、ある種当然の流れと言えるでしょう」(芸能記者)

そこで現在、フジでは〝打倒サンジャポ〟のため、松本降板を利用した秘策が検討されているというのだ。

「どうやら局内では、松本の降板に伴い、番組を生放送形式にしようという案があるそうです。

確かに、これなら随時新情報が出てくる案件にも対応できる上、共に生放送として『サンジャポ』とのライバル関係を再び盛り上げることもできる。視聴率回復のためのテコ入れとしては、またとないチャンスでしょう。

今まで収録だったのは松本の都合ですから、彼がいなくなる以上、いつまでもこだわる必要もありません」(週刊誌記者)

果たして、大将の降板というピンチをチャンスに変えることはできるだろうか。

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