幾田りらはYOASOBIのままが良い!?『CDTV』披露のソロ曲が不評なワケ

幾田りら 

幾田りら 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

『YOASOBI』のikuraとしても知られているシンガーソングライターの幾田りら。

3月6日に放送された『CDTV ライブ!ライブ!』(TBS系)では〝幾田りら〟としてソロ出演したのだが、視聴者の反応はイマイチだったようだ。

幾田はソロシンガーの活動と並行しながら、2019年10月にコンポーザー・Ayaseとのユニット「YOASOBI」を結成。以来、同ユニットのボーカリストとしても名を馳せ、『夜に駆ける』や『群青』など数々のヒット曲を世に送り出してきた。

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そんな中、今回の「CDTV ライブ!ライブ!」にソロ出演した彼女は、現在販売中の自身の1stアルバム『Sketch』から2曲を抜粋。

ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)の主題歌『レンズ』と、『クラレ』の企業広告CMソングとして書き下ろした『サークル』を披露し、見事に番組の〝トリ〟を飾っていた。

幾田だけでは何かが足りない…

だが彼女の歌声を聞いた視聴者の反応は、あまり芳しくない。それこそ彼女が登場するまでは《いくらちゃんまだかなあ?》《やっと出番だ! かわええ!》などと大盛り上がりしていた。

しかし、幾田のパフォーマンスが始まるとネットの様子が一変。《YOASOBIと比べると、曲普通だな》《Ayaseいないだけなのに、劇的につまらない…》《なんか全然フックがないな。メロディも歌詞も全然響いてこない》《西野カナのアルバムに毎回3曲は入ってる感じの投げやり感…》《あれ? もしかしていくらちゃんって、YOASOBIじゃないと微妙な感じ?》などとコメントが書き込まれ、次第に厳しい声が目立ち始めたのだ。

「新曲を出せば音楽チャートを席巻し、『BEASTARS ビースターズ』(フジテレビ系)や『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(TBS系)などの人気アニメとタイアップも果たしてきた『YOASOBI』。

そのボーカルを務める幾田は、シンガーソングライターとしての自身の姿よりも、『YOASOBI』のikuraというイメージの方が世間から認知されているでしょう。

そのため今回のソロ出演で初めて幾田のソロ曲を聴いた視聴者は、どうしても物足りなさを感じてしまった様子。ネット上に寄せられたコメントの多くが、コンポーザー・Ayaseを必要としているようでした。彼が生み出す独特のテンポやワードチョイスに魅了されている人にとっては、幾田が作詞作曲した楽曲は普通すぎたのでしょうね」(音楽ライター)

とはいえ幾田がソロ名義で発表している楽曲『スパークル』は、『Billboard JAPAN』チャートにおけるストリーミングの累計再生回数1億回を突破。

幾田も十分に現在の音楽業界を牽引する逸材に間違いないのだが、Ayaseと一緒にいるとどうしてもかすんで見えてしまうのかもしれない。

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