大物女優がTBS出禁!? 新ドラマの“露骨なキャスティング”に騒然

(C)TK Kurikawa / Shutterstock 

4月9日にTBS系で放送される脚本家・橋田壽賀子さんの追悼ドラマ『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』が、追悼とは程遠い怨嗟にまみれているようだ。

橋田さんはご存知、同局で放送されていたドラマ『渡る世間は鬼ばかり』をはじめ、多くの人気作品を世に送り出してきた名作家。今回のドラマは、2021年に亡くなった橋田さんの三回忌にあたる追悼作品として、2時間スペシャルで放送される。

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主演を務めるのは『嵐』相葉雅紀で、ヒロイン役は上戸彩。だが、特筆すべきは脇を固める豪華俳優陣で、えなりかずき、角野卓造、中田喜子、野村真美、藤田朋子、小林綾子、石坂浩二など、「渡鬼」ファミリーが橋田さんのため再集結することとなった。

だがこのキャスティングをめぐっては、TBSや橋田さんとの因縁が見え隠れする。

というのも、第4シリーズ以降「渡鬼」で主演を務めてきた泉ピン子が、追悼のはずの今作に出演しないのだ。

TBSと橋田さんサイドが“泉ピン子NG指名”か…

「ピン子は橋田さんを〝母〟と慕っており、亡くなった際もベッドで最期を看取ったとコメントしています。2カ月後の朗読劇記者会見では、葬儀費用が35万円と暴露したほか、遺骨を特別に分けてもらい、海に散骨したと報告しました。

しかし、橋田さんが生前に設立した橋田文化財団は、『週刊新潮』の取材に『35万円という葬儀費用は正しくない』『財団側からお骨を差し上げたことはない』など、ピン子の発言を否定しています。

ピン子としては〝それだけ慕っていた〟というエピソードだったようですが、遺族が不快感を示して確執を生んでしまいました」(週刊誌記者)

また、TBSも橋田さん側についていることから、双方が〝ピン子外し〟にかかったそうで…。

「局の看板ドラマを作った恩義からか、橋田財団の要職には、TBSの歴代社長が就任しています。いわば、橋田さんサイドとTBSは一心同体のため、財団がピン子を疎んでいる以上、元主演でも起用する訳にいかなかったのでしょう。

その恨みがより見え隠れするのが、ピン子との不仲が報じられた、えなりが起用されている点。これは、元主演のピン子よりもえなりを選んだという証明であり、ピン子にとっては屈辱的なキャスティングですからね」(週刊誌記者)

やはり、渡る世間は鬼ばかりなのだろうか。

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