佐野史郎の無駄使い!? ドラマ『スタンドUPスタート』視聴率貢献に及ばず…

竜星涼 

竜星涼 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

爆死ドラマとして名を残す『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)の第8話が、3月8日放送された。同話では俳優の佐野史郎がゲスト出演し、その演技力が高く評価されていたのだが、気になる視聴率の方は…。

『スタンドUPスタート』は、『週刊ヤングジャンプ』で連載中の同名コミックスを原作としたビジネスヒューマンストーリー。

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同ドラマにはプライドの高い中年や就労経験のない主婦、就職活動に失敗した大学生などのさまざまな〝訳アリ人材〟が登場し、自称〝人間投資家〟の主人公・三星大陽(竜星涼)がそれぞれの可能性を見出して新たな人生へと導いていく。

今回佐野が演じていたのは、定年退職後の再就職先を探す轟彰。彼は『三ツ星重工』の社長室長・高島瑞貴(戸次重幸)の元上司でもあり、高島からの紹介により三星は轟の再就職先を探すことに。

だが年齢が年齢だけに、これがかなり難航する。はたして三星は彼をどのように導いていくのか、といった内容だ。

佐野の演技に大喝采! 一方視聴率は…

中でも注目を集めたのは、佐野の見事な〝逆ギレ演技〟。安達祐実演じる音野奈緒をまくし立てる演技はネット上でも話題となり、《クレーマーおじさんの怒り方そのもので、ドラマ見てるだけで腹立ってきた。佐野さんスゲー》《面白くてあっという間だった! 佐野さんが好演すぎたなあ》《佐野さんの最高の熱演が見れて感激した…!》などの反響が相次いでいた。

「かねてより同ドラマは、出演者が豪華だとして注目を集めていました。

たとえば第1話~6話に登場したゲストは勝村政信、大東駿介、国生さゆりなど、総勢19名にのぼります。さらに第7話には、サプライズで天海祐希がワンシーンのみ登場。

レギュラー陣も小泉孝太郎や戸次重幸、反町隆史など、豪華メンツが勢ぞろいしているのですが、肝心の視聴率は毎回乏しい結果に…。

佐野の好演が注目を集めた第8話も、世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は3.0%と、第7話から0.5ポイントしか上がっていません。大物俳優を起用しても相変わらず爆死し続けているようですね」(芸能ライター)

佐野といえば、2021年に血液のがんの一種・多発性骨髄腫と診断され、闘病生活をスタート。当時撮影中だった連続ドラマ『リコカツ』(TBS系)を緊急降板し、治療に専念していたが、2022年春には俳優業を復帰している。

今回のドラマ出演で〝久々に佐野を見た〟という人も少ないようで、なかには《復帰して間もないのに、こんな低視聴率のドラマにあてがわれてかわいそう…》と同情する声も。

ちなみにドラマ公式からは、第7話以降のゲストとして総勢12名のキャストが発表されている。まさか最終回まで豪華俳優頼りの手法で進める気なのだろうか…。

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