ジブリパーク炎上でイメージ悪化…それでもジブリが「ノーコメント」を貫くワケ

(C)Denis Makarenko / Shutterstock 

愛知県長久手市の『ジブリパーク』が炎上している。

昨年11月にオープンしたジブリパークは、『スタジオジブリ』作品の世界観を再現した公園。国内外から注目を集めているが、オープンから1年を待たずして、そのイメージは転落の一途を辿っているようだ。

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炎上のキッカケは、2月下旬にSNSへ投稿された写真だった。

来場した男性が、女性キャラの人形のスカートの中を撮影する様子を投稿。さらに別の女性キャラの人形の胸を、背後から両手で触る姿の写真も投稿していた。

これらの写真が場に不適切だとして拡散され、炎上にいたったというわけだ。

「ここまでの騒動だと、ジブリパークは一方的な被害者だったでしょう。しかしパーク側は騒動に関して、ノーコメント。週刊誌『女性自身』が取材を申し込んだようですが、『今回の件に関しまして、ノーコメントとさせていただきます』と門前払いを喰らっていました。3月9日には大村秀章愛知県知事が『特定されれば、何らかの措置は取らなければいけないのではないか』と怒りをにじませています」(芸能ライター)

『ジブリ』がノーコメントを貫くワケ

理由も明らかにせず、ノーコメントを貫く対応に、ネット上では《ジブリが頑なにノーコメントなのなんでなんだろうな》《「ジブリパーク」で起きたことに「ノーコメント」はダメ》《当事者であるはずのジブリが史上最悪の対応している中、愛知県知事がまともなコメントと対応をしてくださっていて本当によかった》といった指摘が続出している。

「この対応は運営主体が関係しているのかもしれません。ジブリパークは、愛知県が約340億円をかけて整備し、オープンさせた施設。大村知事がコメントを出したのも愛知県が関わっているからでしょう。

また、中日新聞社も管理・運営に関わっていますし、なにかしらのコメントを出すのは、愛知県や中日新聞の役割で、ジブリは積極的に運営に関わっていないのかもしれません」(同・ライター)

運営の対応については賛否あるが、『ジブリパーク』のイメージダウンは火を見るより明らか。

悪い話題が来場者数減少に響かなければいいのだが…。

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