セカオワ・Saoriが直木賞落選も作家に専念の噂

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第158回直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が1月16日に開かれ、門井慶喜氏の『銀河鉄道の父』が受賞した。注目された音楽バンド『SEKAI NO OWARI』のSaoriこと藤崎彩織の小説家デビュー作『ふたご』は落選した。

選考委員を代表して会見した作家の伊集院静氏は、選考過程を「圧倒的に門井さんで(投票の)7割を占めていました。あとの4作品は1軍半で横並びでした」と説明した。

昨年10月に発売された『ふたご』は、ピアノが友達という中学生の夏子が、感受性の強い高校生の月島に誘われてバンドに参加し、仲間と共同生活を送る…という、まさにセカオワの誕生をイメージさせる物語。Saoriは昨年末に第1子を出産しており、直木賞の受賞で二重の慶事となるかに注目が集まっていた。

伊集院氏は『ふたご』について、「最初に書かれた作品としては、才能があって感性もいい」と評価した。その一方で、体験をベースにしていることから、「初めてなので、小説の形としては完成度が足りない。一部の選考委員からは、事実が書かれていると(指摘があった)。物語はうそ、作り事はきれいに見えるけど、真実を書くとあいまいになって、分かりづらくなる」と否定的な意見も出たことを明かした。

Saoriに対しては「ピアノでお好きだった楽曲があると思う。それと同じように過去の小説に出会い、小説がいかに面白いか気付かれたら、藤崎さんはとんでもない作家に成長するかも」と期待を込めた。また「作家の方が生活しやすいですからね。解散とかありませんし、“世界が終わる”こともありません」と、ジョーク交じりに本格的な小説家への転身も勧めていた。

 

Saori抜きのセカオワはありえない

「Saoriは、ある文芸雑誌の編集者からも『作家に専念すれば、いい作品がいくつか生まれると思う』とおだてられ、その気になっているといいます。セカオワはファンタジーをテーマにした楽曲が多く、中年になってまでも続けられるものではないでしょう。いずれ脱退して作家に専念すると周囲は見ています」(芸能関係者)

セカオワには、作品も演奏もSaoriの存在が欠かせない。Saoriが脱退となれば、やはりバンドは消滅となるのだろうか。

「もちろんバンドと並行して作家活動を続けるのが基本線ですが、徐々にフェードアウトするのがSaoriが一番望む形です」(同・関係者)

“バンドの終わり”はすぐ近くまできているのかもしれない。

 

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