WBCのテーマソングに違和感? 大会イメージを巡り野球ファンの間で賛否

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日本代表が全勝で予選リーグ突破を決め、3月16日からトーナメント方式の準々決勝に突入する野球の世界大会・WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。大会のテーマソングといえば、〝あの曲〟がすっかりお馴染みだが、一部野球ファンの間では、不評を買っているようだ。

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「日本ではTBSが第1回大会からWBCの放映権を獲得しており、2009年の第2回大会からは、アメリカのロックバンド『Journey』が1983年1月にリリースしたシングル『Separate Ways』を中継テーマソングに採用。『テンテンテンテン…』というイントロが印象的なあの曲は、野球好きなら聞き覚えがあるでしょう」(週刊誌記者)

第2回大会で日本が連覇を果たしたこともあり、この曲は一気に大会を象徴する曲に。今や野球ファンの間ではすっかりお馴染みであり、「WBCといえばこの曲」というイメージがついている。

今大会でもTBSは、中継の合間や関連番組、大会を報じるニュースのBGMで、この楽曲を使用している。しかし、さすがに飽きてきたのか、うんざりした反応を見せる野球ファンも多い。

WBCとテーマソングが合ってない?

ネット上には、《なんでテーマソングが女にフラれた男の歌なんだよ》《別れの歌とスポーツ、全然関係ないし》《なんか不安になる》《深刻な雰囲気出るし嫌いだわ》《全然合ってないのにWBCといえばこの曲しかないみたいな感じ》といった反対派の意見が見られている。

一方、《でもこれじゃないとWBC感ないんよな》《今更変えなくていい TBSのWBCといえばこの曲って感じ》《逆にコロコロ変えたら安っぽくなる》《WBCって聞くと脳内ずっとこれ流れるわ》といった肯定意見も多い。

「反対派の主要な意見のひとつが、『歌詞が野球や戦いに全く関係ない』というもの。たしかに、この曲は恋人との別れを引きずった男性の心情を歌っており、サビを和訳すると『いつか 愛は君を見つける』となり、ひたすら男らしくない独り言になります」(週刊誌記者)

日本代表が勝ち進めば、おのずと『Separate Ways』を聞く機会も増えていくだろう。すでに定着しているため、変えるのは難しいのかもしれないが、次大会はどうなるのだろうか。

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