ジャニーズ事務所からの新たな6人組アイドルグループ『King & Prince』(キングアンドプリンス)がこの春にCDデビューすることになり、1月17日に東京都の原宿にあるユニバーサルミュージック本社内でデビュー発表会を行った。
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は今後のジャニーズJr.のCDデビューについて、「そこに子供がいる限り、やっていかなきゃしょうがないですよね。夢を持っている子たちがいっぱいいるから。何でもOKとやるんではないけども、意見を聞いてあげるのは大切」と前向きな展望を示した。その一方で、人気や実力を認めてこそのデビューであるとも言い、直訴が殺到しても「実力もないのに言ってきたって絶対、無理ですよ。努力しないと」と、厳しくも温かく見守る考えがあることも強調した。
「実はKing & Princeがジャニーズ事務所として“CDデビューできる最後のアイドルグループ”だという噂が業界に広まっていたので、慌ててジャニー社長が否定したといいます。社長はこのところ、若い世代のレッスンも精力的に行っています」(芸能ライター)
さまざまな思惑が交差するジャニーズ界隈
この先も、売れるグループならば積極的にデビューさせると聞いて、安堵している芸能界関係者は多い。
「とりわけ音楽番組の製作関係者たちは、ホッとしているのではないでしょうか。少年のアイドルは視聴率が跳ね上がる可能性があり、是が非でも番組には呼びたいところです。音楽番組には、少女グループとともに、少年グループが視聴率的にも演出的にも不可欠なのです」(芸能関係者)
新しいジャニーズ事務所のグループがデビューすることは、芸能界でも歓迎されている。それならばなぜ、ジャニーズ事務所のアイドルが衰退していくかのような報道がなされるのか。
「“反ジャニーズ”の連中が噂を流して、ジャニタレ枠をテレビやラジオから引きはがそうと画策しているからです。その動きを察したジャニー社長が、しっかりと否定するコメントを出したというわけです」(同・関係者)
何かとお騒がせなジャニーズの新アイドルグループ。目論見通りの人気者になれるだろうか。
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