『ブラッシュアップライフ』で三浦透子の株が急上昇! 視聴率アップの救世主に?

(C)Roman Samborskyi / Shutterstock 

3年に1本の神ドラマと称される『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)。その最終話が、3月12日に放送された。緻密なストーリー構成や見事な伏線回収で人気を博した同ドラマによって、俳優・三浦透子の株が急上昇しているという。

【関連】『ブラッシュアップライフ』最終回の伏線回収が天才的! 全視聴者納得の大団円 ほか

同ドラマの主演は、『第46回 日本アカデミー賞』で優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラ。安藤演じる近藤麻美(あーちん)は、33歳のときの思わぬ事故で呆気なく1周目の人生を終える。

死後の世界で〝同じ人生をやり直して徳を積めば人間に生まれ変わる確率が上がる〟と聞かされ、かくして麻美の人生2周目が幕を開けることに――。

そして何だかんだ人生5週目に突入し、最終章では同じく人生をやり直している宇野真里(水川あさみ)とともに、パイロットになることを決意。全ては飛行機事故で亡くなる運命の親友・米川美穂(木南晴夏)と門倉夏希(夏帆)を救うためであり、飛行機事故が起こる便に機長と副操縦士として搭乗し、航路を変更する作戦を企てた。

しかし、事故が起こる当日の飛行機には、先輩機長の中村(神保悟志)が先にシフト希望を提出。なんとか中村のフライトをキャンセルさせるために、2人は中村のコーヒーに薬を盛る計画を実行しようとするのだが…。

「ヒヤヒヤした展開の中、姿を現したのは1周目の人生で市役所に勤めていた麻美の後輩・河口(三浦)でした。実は彼女もまた麻美と同じく人生をやり直しており、人生9周目ではキャビンアテンダントに転身。

飛行機事故が起こる便に搭乗予定のところ、中村が公私混同して〝不倫旅行〟をするつもりだと気づき、彼のフライトをキャンセルさせるファインプレーを見せたのです。脚本のクオリティーや配役もさることながら、三浦の飄々とした演技にも注目が集まりました」(芸能ライター)

三浦透子がいると視聴率アップ?

さらに河口は市役所時代に、中村のクレームで苦しめられた経験が。その腹いせに不倫旅行を密告しており、ネット上では見事な〝伏線回収〟に大喝采が巻き起こった。

三浦に対しても《このドラマで三浦透子さんのファンになりました!》《ずっと市役所勤めだった三浦透子をラストで投入…! いい意味で唸ったわ》《三浦透子の人生9週目とは思えないノリの軽さがとてもよかった》《三浦透子さんってすごい俳優さんだな。演じる役全てが別人に思えるほど演技が素晴らしい!》などと高評価が相次いでおり、その演技力でも人々の心を鷲掴みにしている。

「三浦は2002年にサントリー『なっちゃん』のCMでデビュー。『アカデミー賞国際長編映画賞』を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』では寡黙な運転手役を演じ、『日本アカデミー賞新人俳優賞』を獲得するなど華々しい功績を残していました。

さらに昨年12月公開の映画『そばかす』では単独初主演、今年1月に公開された映画『とべない風船』ではヒロインを熱演。着実にキャリアを積み上げており、〝カメレオン俳優〟とも言われています」(同・ライター)

『ブラッシュアップライフ』で類まれな演技力を見せつけた三浦には、今後もドラマや映画での活躍に期待が寄せられている。ドラマ視聴率アップの救世主として駆り出される日も、そう遠くないのかもしれない。

【あわせて読みたい】