NYタイムズに皮肉を書かれた羽生結弦

(C)Tatiana Edrenkina / Shutterstock

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右足首の靱帯を損傷し、長期欠場中だったフィギュアスケートの羽生結弦が、「1週間ほど前から、練習を再開させた」という。平昌五輪記念コインの発表イベントに参加した、バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔氏が打ち明けた。

「高橋氏が羽生の情報を教えてくれる直前まで、日本スケート連盟(JSF)の要人も、大会関係者も『本当に分からない』と羽生の回復具合について話していました。JSF内でも羽生の状況はごく一部しか知らされていなかったんでしょう。情報漏洩を防ぐ異常な警戒ぶりと、今回の高橋発言を合わせて考えると、単に再開した程度ではなく、かなり本格的な練習を始めたのではないでしょうか」(テレビ局スポーツ部員)

 

羽生の「精神的な支え」を批判

海外のメディアも羽生の回復具合を気に掛けていた。アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』は『本当に大丈夫か?』というタイトルで羽生の特集記事が組まれており、最後は《4回転を飛ばなくても金メダルが獲れる》と締めくくられていた。その記事中には次のような一文もあった。

《羽生に“精神的安心”をもたらすプーさんは持ち込めない。プーさん関連のものは、スポンサーやブランドに関する五輪ルールに違反する》

羽生はディズニーキャラクターのくまのプーさんがお気に入りなので、その一面を“攻撃”したのだ。

「アメリカの平昌五輪代表はジャンプ技を多用して得点を稼くネイサン・チェンです。芸術点で勝負してきたら、羽生のほうが有利だとされています。羽生はチェンに合わせると自滅するでしょう。しかし羽生本人は、ジャンプでもライバルを圧倒しようとしています」(体協詰め記者)

ジャンプと芸術性の両方を求めるのは、羽生の向上心でもある。しかし、その思いが強過ぎて、今回の故障につながったという見方もある。羽生はわずかな調整期間でぶっつけ本番のまま平昌五輪に臨まなければならない。しかし、羽生が五輪の主役ということに間違いはないようだ。

 

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