『星降る夜に』最終回でもスベりまくり…不快でしかなかったモブキャラたち

吉高由里子 

吉高由里子  (C)まいじつ

3月14日、女優の吉高由里子が主演を務める連続ドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)の第9話・最終回が放送された。最後までコメディーパートがいらなかったと苦言が相次いでいる。

35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、聴覚に障がいを持つ25歳の青年・柊一星(北村匠海)による年の差恋愛を描いた同作。

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最終回では、妻の命を救えなかった鈴を5年にわたり逆恨みしてきた伴宗一郎(ムロツヨシ)が、一星に抱きしめられたことで正気を取り戻し、鈴と和解する。

さらに深夜(ディーン・フジオカ)は、ずっと捨てられなかった妻の遺品整理を業者にお願いして、新たな一歩を踏み出す。鈴と一星は、海の見える家に引っ越して、幸せに暮らし続ける…というラストであった。

「変に奇をてらわないほのぼのとしたラストで、視聴者からは安どの声が漏れています。というのも、一部視聴者の間では、一星に〝死亡フラグ〟が立っているなどと話題になっていましたからね」(芸能記者)

「雑魚キャラエピソードつまらんのよ」

しかし、コメディーパートは相変わらず滑っていたとも…。

「鈴の同僚の看護師・鶴子(猫背椿)は、レディース『ピンクエンペラー』の元総長で、たびたびその部下たちが登場して、古臭いヤンキー演技を繰り広げていました。最終回では、このピンクエンペラーの解散劇のようなものが描かれましたが、終始スベりっぱなし。

そもそも、何か活躍したキャラでもないし、フューチャーされた回があったわけでもない、モブ中のモブ。鶴子含めて全員ドラマにいらない存在。なのに、毎回でしゃばって尺を取っているのがキツかった。

鶴子の息子・チャーリー(駒木根葵汰)のパリピキャラや、看護師の志信(長井短)の毒舌オタクキャラも、最後まで不快なだけで笑いを取ったシーンはなし。

ただの空気ならまだしも、やたらと出しゃばって場をシラけさせているだけだったので、本当に存在意義がよくわからないキャラクターたちでした」(同・記者)

ネット上でも《レディースのエピソードいらん》《こういう寒い劇団ノリのシーンいらない》《雑魚キャラエピソードつまらんのよ》《なんなのこの無駄な時間は》《最後までこのシーンいる?っていうのが多かった》《ちょいちょい挟み込まれる寸劇マジいらない》など、モブキャラの扱いをめぐって酷評が相次いでいる。

ギュッとエピソードを詰め込めば、3話で終わりそうなドラマであった。

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