見ているだけで癒やされる「小便小僧」のジョークグッズ

真冬の朝、まだ布団の中にいたいのに、激しい尿意に襲われて仕方なくトイレへ。それなのに膀胱が膨張し過ぎて、ちょろちょろとしか出ない…なんてことありません?(笑)

小便といえば、昭和の時代には『小便小僧』の噴水がよく公園などに作られていました。素っ裸の男の子のおチンチンから水が勢いよく出る姿は、気持ちよさそうで何とも愛らしいものですが、残念なことに最近は新しい像をあまり見掛けなくなりました。

小便小僧がいまよりずっと親しまれていた当時、何とプラモデルにもなっていました。モーター動力でちゃんと水が循環します。

そして、1950年代ごろの古いものですが、こんな日本製のジョークグッズ『BUBBLING BABY』も発売されていました。

幾何学的なトリコロールカラーの文様と仰々しい商品名を配した粋な箱絵。人形はセルロイド製で、キューピー人形のようにぷっくらとした雰囲気のある造形です。人形の股の下には『ラブテスター』で紹介したものと同じ仕組みのガラス管が取り付けられています。

後ろのガラス球を握ると、体温で中の気体が膨張し、オシッコのように黄色で着色された液体が前のガラス球に移動。なおも握り続けると気体が移動し、ポコポコと泡が出てきます。

これをオシッコがトイレの水面に落ちたときにできる泡と見立てているわけですね。なかなか面白いことを考えついたものです。

扱いにくい特殊な液体や気体を用い、ガラス吹き職人やセルロイド職人が1個1個慎重に手作りしていたのでしょう。現代では同様のおもちゃを見掛けなくなってしまったのが残念でなりません。

この味わいは出せなくとも、現代の技術をもってすれば同原理で動く小便小僧を大量生産し、100円ショップで売ることも不可能ではないハズ。

先鋭的でユニークな100円グッズを開発しているみなさん、どうかよろしくお願いします!

(写真・文/おおこしたかのぶ)

 

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