齋藤飛鳥の卒コンは『乃木坂46』衰退の象徴? 5カ月ぶり告知に疑問噴出

齋藤飛鳥 

齋藤飛鳥 (C)まいじつ 

『乃木坂46』の〝絶対的エース〟こと齋藤飛鳥が卒業を発表してから約5カ月――。ここへ来てようやく卒業コンサートの詳細が発表された。しかしファンの期待を大きく裏切るような内容の数々に、喜びよりも落胆の声が後を絶たない。

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3月20日に掲載された公式サイトの情報によると、齋藤の卒業コンサートは5月17日と18日の2日間にわたって行われる。会場は『乃木坂46 真夏の全国ツアー2021 FINAL!』以来となる東京ドーム。チケットの先行受付は3月26日24時30分より開始する予定で、その他の詳細については追って公式サイトにアップされるそうだ。

ただ今回の発表に対し、多くのファンが怪訝な目を向けている。というのも、コンサートが行われる5月17日と18日はいずれも平日ど真ん中。グループ屈指の人気メンバーの卒業コンサートであれば、普通土日の日程をおさえるべきではないだろうか。加えて会場となる東京ドームにも、いろいろとツッコミどころがある。

「齋藤は言わずと知れた乃木坂46のエースということもあって、かねてよりファンの間では、国立競技場が卒業コンサートの舞台になるのではないかと期待されていました。

国立競技場でのライブはグループにとっても目標とする晴れ舞台であり、昨年開催された『真夏の全国ツアー2022』では3期生の山下美月が国立競技場でのライブを目指すことを宣言しています。

しかし実際は、国立競技場の収容人数より劣る東京ドームが会場に…。卒業発表から5カ月も待たせた結果がこれでは、ファンもかなりがっかりしたことでしょう」(アイドルライター)

なぜ国立ではなく東京ドームに?

実際にネット上では《え、飛鳥ちゃんの卒コン国立じゃないの!?》《国立かと思ってたあれはほんとにただの目標だったのか》《こんだけ引っ張って平日の東京ドームって…。ドームならもっと早く発表できただろ》《飛鳥ちゃんの卒コンだからてっきり国立競技場規模ぐらいを想像してた。ちょっと残念…》といったブーイングが続出。

中には《飛鳥の卒コンが無理なら乃木坂の国立は絶対無理》《悲しいけど飛鳥ちゃんの卒コンが乃木坂にとって国立最後のチャンスだったと思う》などと、見限る人も少なくない。

「そもそもここ最近の運営は、やたらとライブ会場を縮小する傾向にあります。たとえば昨年のバースデーライブの会場は7万2千人以上のキャパを誇る日産スタジアムだったのに対し、今年はキャパ1万7千人ほどの横浜アリーナで開催されました。

グループ最後の2期生・鈴木絢音の卒業セレモニーに関しても、会場はキャパわずか1956名の『LINE CUBE SHIBUYA』。他のメンバーと比べてみても、その差は火を見るより明らかです。

会場を縮小すれば人件費の削減や配信チケットの売れ行きなども見込めるため、恐らく齋藤の卒業コンサートもその巻き添えをくらったのでしょう。ただ会場が東京ドームに決定した今、乃木坂46は完全に国立競技場でライブするタイミングを逃したように感じますね」(同・ライター)

ちなみに今回の発表直後、齋藤は自身のインスタグラムを更新している。そこには卒業コンサートの開催を知らせるとともに、《ここに至るまでに、いろいろな事がありました》《お待たせしてしまい、ごめんね》《ど平日の開催なんだけど、ごめんね》とファンへの謝罪が綴られていた。

本人にとっても、卒業コンサートにはいろいろと思うところがあったのだろうか…。

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