『どうする家康』さらなる視聴率低下のピンチ! 放送休止で大ダメージ

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の影響が問題となる中、4月9日に行われる統一地方選挙の前半戦。この影響で、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)が割を食おうとしている。

視聴率がさらに下がってしまう可能性があるようだ。

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「同作は3月12日の放送の第10話で、自己最低となる視聴率を記録。これは、40%超の高い数字を記録したWBC・オーストラリア戦と被ったためで、開始2カ月で早くも『一度見忘れたからもう見なくていい』という〝脱落者〟を多く生んでしまいました。翌週の11話は、注目の番組等がなかったため、視聴率は回復しています」(芸能記者)

このまま〝上〟を目指したいところだったが、4月9日には次なる試練が待っており…。

『どうする家康』今後の視聴率は…

「回復基調に乗りたいところですが、4月9日の放送は、統一地方選挙の開票番組による休止が決定しました。そしてこの1週、意外にも大きな影響を持ちそうなのです。

ドラマは初回から徐々にドラマ視聴率が下がっており、固定視聴者も魅力を感じていないことが透けて見える。そんな中で放送を1週休止すると、日曜夜にNHKをつけるというルーティンを潰し、さらなる視聴者離れを起こすことが予想されるでしょう。

WBCで見逃した視聴者は少し戻ってきたものの、選挙によって1週分空いてしまった視聴者は戻ってくるのか、ここが今から懸念されます」(週刊誌記者)

しかし、必ずしも視聴率は下がるといえないようで…。

「そもそも、大河ドラマのメイン視聴者は、ルーティンで生きている高齢者。彼らは土曜朝の『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)、日曜昼の『噂の!東京マガジン』(TBS系)に続き、日曜夜はNHKとプログラムされているため、どんな作品でも視聴します。

作品やストーリーによって左右されるのはわずかですから、多少前後することがあっても、このままの数字で最終回まで行くのでは。大きく上がることもなければ下がることもなく、最後までこの調子という煽り甲斐のない作品になるでしょう」(芸能記者)

数々の選挙に立候補してきた現在の徳川家宗主・家広氏は、これを見て何を思うのだろう。

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