『どうする家康』関ヶ原の戦いはダイジェストに? スローペースな展開に不安

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

現在放送中の『嵐』松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ『どうする家康』のノベライズ本の第2弾が3月17日に発売され、今後の展開が明らかとなった。

ノベライズは脚本家・古沢良太氏の脚本を基に、ストーリーやセリフが小説に。冒頭には、今後ドラマで放送されるサブタイトルが記されており、13話は「家康、都へゆく」、14話は「金ヶ崎でどうする!」、15話は「姉川でどうする!」などと、24話までのサブタイトルが判明している。

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「家康が死ぬまでの生涯を描く予定ですが、現在放送されている第11話までの進行度合いを考えると、かなりスローペース。ネット上には《これだけ展開遅いと関ヶ原の戦いは駆け足でしょ》《視聴率悪いのは無駄な話が多すぎて展開が遅いから》《関ケ原までは必要最低限のことだけやって駆け足でいいと思う。大阪の陣はちゃんと描いてほしいね》といった声があがっています」(芸能記者)

前クールの『鎌倉殿の13人』とは大違い…

しかしこのスローペースは、〝あえて〟なのだという。

「『どうする家康』では、岡田准一が演じる織田信長をたくさん活躍させようという狙いがあるそうで、信長が死ぬまでは、ゆっくりとした進行になるみたいです。家康というキャラに面白味がない分、カリスマ性のある信長で、視聴者を繋ぎ止めようとしているのかと。

しかしドラマの四分の一ほどが終わった段階ですが、今のところ視聴者の間で、信長が人気の気配はなし。というか、登場人物が総じて魅力がなく、人気キャラがいない状態です。

前作の三谷幸喜氏の大河『鎌倉殿の13人』では、11話が終わるころには、世間的に無名の武将が、次々に視聴者の人気を博していました。話だけでなく、キャラクター人気が出るのもスローペースのようです」(週刊誌記者)

そろそろ、視聴者の我慢も限界に達しそうだ。

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