ローマからタイムスリップ?『どうする家康』阿部寛の“テルマエ信玄”が話題

阿部寛 

阿部寛 (C)まいじつ 

『嵐』松本潤が主演の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)に出演している阿部寛が、視聴者の間でニワカに話題を集めている。

阿部が演じるのは、家康とは切っても切り離せない関係の武将・武田信玄。もみあげから顎までを覆う、いかついヒゲとスキンヘッドで、登場キャラの中でもひときわ存在感を放っている。

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そんなビジュアルは、解禁当初からネット上で話題に。指摘されたのは、阿部の代表作でもある映画『テルマエ・ロマエ』との近似だ。

「阿部は『テルマエ・ロマエ』で、現代日本の風呂文化にハマる古代ローマ人・ルシウスを熱演。一方、信玄は隠し湯を持っていたことで知られるため、放送前から《信玄の隠し湯はテルマエ仕様でしょうか》《隠し湯を通ってタイムスリップしてきたローマ人だった説》など話題になっていました」(芸能記者)

見た目は違うのにキャラが重なる理由は…

第1話から第3話の放送では、登場しただけで《ローマだったなやっぱり》《時々ローマ人が出てくる》《テルマエ信玄》といった声がSNSに続出。

最新3月26日放送の12話でも、《武田信玄役がどうみてもローマ人なのも多様性に配慮した結果?》《テルマエ信玄つよすぎるんや》《テルマエ信玄おこでこわい》《武田テルマエ信玄怖すぎ》といった感想が相次ぐなど、もはや「テルマエ信玄」が人気ワードとして用いられている。

「両キャラを重ねる視聴者が続出していますが、信玄とルシウスのビジュアルは全く似ておらず、見た目だけで『そっくり』と言うのは無理がある。にもかかわらず、ここまで彷彿とさせるのは、阿部の演技がワンパターンのためでしょう。

あまり世間では言われませんが、阿部は木村拓哉系の、何を演じても同じ役者。その証拠に、2021年の『ドラゴン桜2』(TBS系)と翌年の『DCU~手錠を持ったダイバー~』(同系)は、共に低い声でボソボソと喋るだけで全く代わり映えしませんでした」(芸能記者)

このまま「テルマエ信玄」が新語流行語大賞となるか。

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