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昨年の『M-1グランプリ』で準決勝に進出した、男女お笑いコンビ『シンクロニシティ』が、4月2日より業界最大手の吉本興業に所属することを発表した。

2人は会社員と芸人を兼業しており、どこの事務所にも属さないフリーで活動していたが、ツッコミの西野はこの日、ツイッターに《プロ一本でやることに決めました》と投稿。

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吉本興業に所属することになったと明かし、《芸歴は結成年（2017年）からで東京NSC22期扱いでございます》《まず神保町に入ることができるように頑張ります》と吉本の劇場がある神保町花月デビューを誓った。

巨大事務所に所属した甲斐あって、さっそくこの件は各サイトで取り上げられたほか、心境に迫ったインタビューも掲載された。

ボケのよしおかは、他の芸人仲間から意見を聞いたほか、「自分と近い年齢の女性芸人がたくさんいる所がいい」と考えたことを語っている。

巨大事務所に入ったものの…懸念されるミスマッチ

この件に関し、お笑いオタクの反応はさまざまだ。

ネット上には《シンクロのせいで出番減る吉本若手は可哀想だな》《吉本もこんなに数が増えるとR-1どころかM-1、KOCで決勝行ってもルミネNGK全然出れない芸人が現れる時代が来そう》《フリーで結果出したやつはこれからどんどん吉本に入る流れは止められないだろう》などの感想が見られている。

「2人は結成まもなくして『M-1』準決勝に進出するなど将来有望でしたから、民放の株主であり業界に絶大な権力を誇る吉本に移籍したのはいい方向。巨大事務所のバックアップで、今後さらなる躍進が期待されます。

一方で心配されるのは、よしおかのメンタル。彼女は2019年に全ての仕事を投げ出す形で一度飛んでいて、21年にもメンタルの不調で活動休止していますから、吉本のガサツなノリや先輩のイジリに耐えられるか…。

美人芸人ゆえに、セクハラ芸の被害にも遭いそうですし、またメンタル崩壊しないか心配です」（芸能記者）

真面目な考えや芯を持っていると言われるよしおかだけに、美人芸人扱いされるのもプレッシャーになりそうなもの。果たして、最強事務所との相性は…。