南海キャンディーズ　山里亮太　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

鳴り物入りではじまった日本テレビ系の朝の情報番組『DayDay.』に、早くもガッカリの声が出ている。早ければ2～3か月でリニューアル、コメンテーター切りということになりそうだ。

同番組は3月末で打ち切りになった『スッキリ』の後継番組。NHKの看板アナだった武田真一をMCに迎え、4月3日よりスタートした。

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『スッキリ』は、MC・加藤浩次の傲慢さやスタッフの差別発言、タレントによるヤラセなどが問題になり、惜しまれずに打ち切りとなったが…。

「『スッキリ』の最終回は平均視聴率6.0％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）。思ったより健闘しましたね。前4週の平均は4.7％。有終の美を飾った格好です。でも17年やったわりには、なんの功績もなかった」（日本テレビ関係者）

『DayDay.』は、武田アナと『南海キャンディーズ』山里亮太のダブル司会。硬軟織りまぜたユニークな2人として、放送前から評判上々だった。しかし、開けてみると初回視聴率は5.0％という結果だった。

「前番組『スッキリ』は朝8時スタート。平均視聴率は4～5％で打ち切りとなった。『DayDay.』は1時間遅れの朝9時スタート。昼に近い番組は若干視聴率が落ちるのですが、それにしても5.0％は予想外に低かった。

原因は、センスの悪いコメンテーターの人選。『シソンヌ』長谷川忍などのお笑い芸人や、知名度の低い文化人タレントなど。元NHKの武田アナに比べたら、完全に格落ちばかり。しかも番組構成は、ニュースが短めで、コメンテーターとの談笑ばかり」（テレビ雑誌編集者）

足を引っ張るコメンテーター陣

中でも酷いのが、火曜のレギュラー陣だという。

「火曜の筆頭がヒロミ。『スッキリ』にも出ていたが、あまりに評判が悪いので『DayDay.』では使わないという話でしたが…。最初、自分のことを〝ボク〟といっていたものの、いつのまに『オレさ～』を連発。『DayDay.』でも、山里のことを『お前さ～』『オメ～よ』と呼び、番組を中断する始末。その品のなさに、武田アナも沈黙状態でした」（前出・テレビ雑誌編集者）

特に、自転車のヘルメット着用の努力義務に対しての、ヒロミのコメントは炎上した。

「『自転車だけ乗ってる人って交通ルールわかってない』と見下し発言。車に乗る人を代弁したかもしれませんが、車に乗る人こそ、自転車の交通ルールをわかっていない。自転車の進路を塞ぐように違法駐車する人がとにかく多い。そのせいで、自転車は車道にはみ出てしまう」（同）

かくして『DayDay.』のスタートは、散散となった。

「数か月でリニューアル確実。水曜日には『アンジャッシュ』の児嶋一哉も出ていますが、数字が悪ければ渡部建を呼んで、炎上商法もあるかも」（同）

いっそ、司会者2人だけのほうがマシなのかもしれない。