斜陽産業の「ゴルフ場」が「キャンプ」を取り入れて様変わり

チンク / PIXTA(ピクスタ)

チンク / PIXTA(ピクスタ)

もはや斜陽産業といって差し支えなくなったゴルフ場ビジネス。プレー客を集めていればいいという時代は遠い昔に終わり、現在は総合レジャー施設に生まれ変わろうと新たなビジネスモデルが模索されている。その代表例が“グランピング”への脱皮だ。

「グランピングとはグラマラス(魅力的な)とキャンピング(キャンプ)を組み合わせた造語で、自分でキャンプ道具を持って行ったり、テントを張ったりすることなく、自然環境のなかでホテル並みに豪華で快適なサービスが受けられるという、新しいキャンプスタイルのことです。ぜいたくにキャンプを楽しむ新しいアウトドアスタイルとして話題になって人気を集めていますが、グラマラスの部分に“パパゴル”や“ママゴル”を組み込んだゴルフ場が登場しているのです」(ゴルフ誌ライター)

一昨年7月に登場したのが、千葉県を通る圏央道の市原鶴舞ICから35分の立地にある『キャメルゴルフ&ホテルリゾート』で、ここもグランピングを導入したゴルフ場だ。

 

手ぶらで行って豪華なキャンプが楽しめる

「テントはプレミアムグランピング用(8人用)とスタンダード(4人用)が4棟ずつあり、宿泊料金はゴルフなしで1万円からです。昼間は家族をコース近くの観光地で遊ばせ、お父さん、お母さん、事情が許すなら夫婦でプレーし、夜はゴルフ場のグランピングに合流というレジャーが楽しめます。しかも手ぶらでOKなのです。キャンプ用品やバーベキュー食材、テント張りはゴルフ場がすべて用意しており、煩わしさはありません。バーベキュー食材は高級伊勢エビが入るひとり6000円のプランから、4500円、3500円、キッズプランの2000円まで(最低ふたり分から)があります。バーベキュー後は大浴場も利用でき、寝具もシュラフではなく、ふかふかの布団が用意されています。つまりゴルフ場でラウンドとキャンプを楽しめ、家族サービスもできるというわけです。クラブハウス内には宿泊施設も併設されていますが、テント泊という南総リゾート地ならではの提案と言えます」(旅行ライター)

ゴルフが趣味の父親も、「自分ばっかり!」と非難されないで済みそうなレジャー施設だ。

 

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