『どうする家康』浅井長政の急展開に視聴者困惑…謀反スピードが凄い

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

先日の当サイトでもご紹介した、注目の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)の中でも特に大注目されている浅井長政。その注目に沿うかのように、いきなり〝謀反〟を宣言するという超展開で、1000万人を超える視聴者の耳目を惹いている。

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「長政は義兄である織田信長と同名を結び、無名の浅井氏を北近江の一大勢力へと成長させた戦国大名。しかし、後に信長と決裂して敗れ去り、浅井氏はこの代で滅亡することになります。

この悲運の人物を演じるのが、ダンサーの大貫勇輔。そのルックスは日本国民の熱視線を浴び、Googleの急上昇ワードに入るなど、大谷翔平よりも注目人物となっています」(週刊誌記者)

長政は4月2日放送の第13話に登場すると、家臣が家康の家臣に大怪我を負わされたことを「戦い方をご指南いただき、まことにためになったと感服しておりました」と不問に。その〝神対応〟で称賛を浴びる。

巻き上げた受信料でポンコツドラマを制作

終盤には、家康に「朝倉義景と戦をする」と明かす明智光秀に、信長が「俺と将軍様に従わぬ者はすべて滅ぼす。天下を一統する」と野望を語る。

だが、長政は妻にして信長の妹である市に「義兄上を裏切る。織田信長を討つ」と宣言。天下統一に加勢するどころか、謀反を起こすことを自ら明かしたのだ。

この超展開には、長年大河ドラマを見てきたベテラン記者もびっくりだ。

「初登場の前半まで善人であったのに、後半でいきなり寝返りの〝謀反宣言〟とは、心境の変化が早すぎる。これでは単なるブレブレ野郎にしか見えず、その目的や苦悩をじっくりと描き、視聴者が登場人物に寄り添えるような描写をていねいにするべきだった。

はっきり言って、脚本が雑だし浅い。国民から不当に受信料を巻き上げておいて、こんな作品を作るなんて、怒りすらこみ上げてくる」(前出・記者)

この早さだと、来週にはもう死んでいるかもしれない。

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