猫は承認欲求の道具? 炎上連発で問われる“飼い主”の節度

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チャンネル登録者数201万人を誇るYouTubeチャンネル『もちまる日記』を運営する〝下僕〟が3月31日、新しい猫を向かい入れると報告し、物議を醸している。

〝下僕〟はこれまで多頭飼いしないと公言していたが、自身が仕事や買物などで家を空けるときに、飼い猫・もちまるが玄関で待っていることから、弟や妹がいれば寂しくないのではと考えたという。

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新しくやってくるのは、もちまるの弟で、生後1カ月時に対面したとき「この子なら」と思ったといい、共同生活は1ヵ月後にスタートするというが…。

「昨年8月、もちまるに肝臓結石があることが発覚。その後、サブチャンネル『もち様の部屋』で『初めて家に来た生後2ヶ月の子猫がかわいすぎた…【あずき編】』という動画が投稿されると、その後『るま編』、『むぎまる編』と新たな子猫が登場。『次の猫を用意しているのではないか』と炎上しました」(ネットニュース編集者)

そのような経緯もあってか、もちまるの弟が新たに登場するとあって、またもや疑惑が再燃しているのである。

「〝下僕〟は4月2日、定期診断と称して、もちまるを病院へ連れて行き、採血する動画を投稿。『検査結果は前回と変わらずすごく良好』と報告しています。

ところが、その2日後に『いまだに弟を向かい入れることを悩んでいる』と告白し、再びもちまるの健康診断を実施。『昨日同様、病気など見つからず健康でした』と明かしています。しつこいくらいもちまるの健康を強調し、批判されないための対策をしているのかもしれません」(同・編集者)

猫の人気を自分の人気だと勘違い?

しかし〝下僕〟が多頭飼いをしないと宣言していただけに、批判や反対する声が続出している。

さらに猫を巡っては、〝広報担当猫〟タマスケでお馴染みの『青木防災』も炎上していた。

「青木防災は3月30日ツイッターで、タマスケに関するよくある質問として『脱走対策』について聞かれ、《A. 社畜は逃げません》と答えて動画をアップ。会社の出入口の扉を開けても逃げ出さないタマスケの姿を公開しました。

この動画にツイッターユーザーが『タマスケが困惑している』などと苦言を呈すと、青木防災のアカウントは謝罪したものの、苦言を呈したツイッターユーザーが書いていたプロフィールを揶揄。この言動が拡散され、文書での謝罪にいたりました。

しかし、青木防災はツイッターと同じ動画を上げたYouTubeで、ツイッターユーザーへの批判コメントに〝いいね〟していたことが発覚。さらなる炎上を招いていました」(同)

猫に癒されたい人が増えている昨今は、空前の猫ブームが訪れている。猫投稿はバズりやすいが、投稿者は猫ファーストを心掛けてほしいものだ。

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