アニメ『鬼滅の刃』放送中の“選挙テロップ”が話題!「無惨とドンピシャすぎる」

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大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の第3期「刀鍛冶の里編」が、4月9日よりフジテレビ系列で始まった。しかし初回から〝選挙のテロップ〟と被ってしまい、ネット上で批判の声が殺到している。

2021年12月から翌年2月まで放送されたアニメ第2期「遊郭編」からおよそ1年。ついに「刀鍛冶の里編」の第1話「誰かの夢」が、1時間スペシャルという形で幕を開けた。

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前期で上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を倒した炭治郎たち。上弦の死は鬼舞辻無惨ら他の鬼にも波紋を呼び、第1話ではその様子や炭治郎らの新たなる旅路が描かれていた。

だが第3期の幕開けとなった同日、世間は〝道府県議会議員選挙〟の真っただ中。その影響で県によってはアニメ放送中に〝開票速報〟が流れてしまい、ネット上では《大事なシーンで選挙速報が入るの、残念で仕方がない》《こんなタイミングで選挙速報流すなよ…》《本当に選挙速報テロップが邪魔すぎ》《速報、くそウザイ》などとブーイングが巻き起こったのだ。

鬼舞辻無惨による選挙への風刺?

「批判の声が上がる一方で、選挙の開票速報と作中キャラクターのセリフが〝奇跡的なリンク〟を遂げたことも話題になっています。

それは物語開始から10分ほど経った時のこと。無惨が『まだ確定していない情報を喜々として伝えようとするな』と一喝したタイミングで、ちょうど開票率などを報せる速報が流れたのです。おかげで無惨が開票速報に対して物申しているような描写となり、ネット民の爆笑を誘いました」(アニメライター)

見事にリンクした無惨と開票速報の画像は、ネット上で瞬く間に拡散され、《すごいベストなタイミングwww》《無惨様と一緒に選挙戦でも見てたのかな?》《鬼舞辻無惨のセリフが速報とドンピシャになる奇跡》《無惨様は確定してない情報を伝えられるのがお嫌いらしいwww》《選挙に合わせて持ってきたんかな?》《無惨様は選挙速報に厳しい》《画面とテロップ、まじ〝それな〟すぎ(笑)》《多分、選挙には行かなかった男》などの反響が続出している。

「ちなみに無惨の台詞と見事なマッチングを果たしていたのは、富山市第1の開票速報。話題の渦中にある画像をよく見てみると〝開票率100%〟と表示されているため、《でも開票率100%なんだよ、無惨様》《開票率100%だから確定してるねwww》といったツッコミの声も上がっていました」(同・ライター)

とはいえ今回開票された41道府県議選の平均投票率は過去最低。アニメ「鬼滅の刃」と同じくらい、国民の関心が選挙にも向けられれば良かったのだが…。

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