髙橋海人　画／彩賀ゆう　 （C）まいじつ　

『King ＆ Prince』髙橋海人と『SixTONES』森本慎太郎がW主演する連続ドラマ『だが、情熱はある』（日本テレビ系）が4月9日より放送スタート。髙橋演じる、お笑いコンビ『オードリー』若林正恭の〝再現率の高さ〟が話題になっている。

このドラマは、「オードリー」若林正恭（髙橋）と、『南海キャンディーズ』山里亮太（森本）によるお笑いユニット『たりないふたり』の半生を基にした青春サバイバルストーリー。

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人見知り、自意識過剰、コンプレックスまみれで育った2人による、サクセスストーリーともいえないが情熱ある半生を描く。

第1話では、高校時代で進路を考える時期が主に描かれた。高校2年生となった若林は、幼少期にヤブ医者から言われた〝感情を出すな〟という謎診断のせいで、自意識過剰な青年となっていた。

「話し方、仕草が若林まんま！」

そんな中、文化祭実行委員を決めるため、クラス内で「一番面白いヤツ」を投票で選ぶことに。後の相方・春日俊彰（戸塚純貴）は「私は若林さん、面白いと思ってるからねぇ」と若林を買っているようだが、若林は「お前、絶対にオレに入れるなよ。俺が恥かくだけなんだからな」とけん制する。

後日、開票すると若林に1票だけ入った。クラス中が「え？」と戸惑うなか、若林に投票したというクラスメイトは「若林は、面白いんだよ！」と憤慨し、大騒ぎに。

見かねた若林は「俺は全然面白くないから！」と言ってケンカを収めつつも、ただのクラスメイトがそこまでして自分を面白いと言ってくれたことに対し、「勘違いしてもいいのかな」と自己肯定感を感じるという展開となった。

「キャストが発表された際、モブ顔の若林さんをキラキラジャニーズの髙橋さんが演じることに対し、両者のファンから不満の声があがりました。

しかし、フタを開けてみたら、けだるい声のトーンや自信なさげな視線の動かし方など、若林さんソックリ。相当な研究をしたことが見受けられます。当初反発していたファンからも《声のトーンが完全に若林》《話し方、仕草が若林まんま！》など、手の平を返す声が続出しています」（芸能ライター）

実は髙橋自身も1月18日放送の『NEWニューヨーク』（テレビ朝日系）で〝繊細さん〟として出演するなど、いわば〝若林側〟の人間。若林への解像度の高さはこうした性質ゆえかもしれない。