『鬼滅の刃』第3期主題歌に酷評…「LiSAとAimerはよかったのに」「全然合ってない」

『鬼滅の刃』第3期主題歌に酷評…「LiSAとAimerはよかったのに」「全然合ってない」

『鬼滅の刃』第3期主題歌に酷評…「LiSAとAimerはよかったのに」「全然合ってない」 (C)PIXTA

アニメ『鬼滅の刃』(フジテレビ系)の新章となる『刀鍛冶の里編』の第1話が、4月9日に1時間スペシャルで放送された。そこで新たな主題歌も流れることとなったが、作品のイメージに合わなかったようで、ネット上では酷評の声が相次いでいる。

「鬼滅」OP曲で初の大コケ?

「刀鍛冶の里編」は、「遊郭編」に続くTVアニメ第3期にあたるエピソード。激戦によって日輪刀が使えなくなった炭治郎が、刀鍛冶たちが暮らす隠れ里に出向く…という展開だ。

第1話では、上弦の陸が欠けたことを受けて、鬼舞辻無惨が無限城に上弦の鬼たちを招集するシーンが描かれた。

その一方で、炭治郎は刀鍛冶の里で霞柱・時透無一郎、恋柱・甘露寺蜜璃と出会うことになる。

そしてラストでは新主題歌として、『絆ノ奇跡』が流れることに。同楽曲はロックバンド・MAN WITH A MISSIONと、シンガーソングライター・milet(ミレイ)のコラボ曲で、力強く爽快感のあるロックサウンドだ。

ところが視聴者の間では賛否両論を招いており、《主題歌あまり好きじゃないかもしれない》《LiSAとAimerはよかったのに大ハズレだな》《スルメ曲だと自分に言い聞かせるもののずっと微妙なまま》《マンウィズって人歌下手過ぎない? 声質が鬼滅の刃に全然合ってない》《スポーツ系アニメなら合ったんじゃないかなぁ…》といった不満の声も目立っている。

「鬼滅の刃」の主題歌といえば、数々の名曲を生み出してきたことで有名。“鬼滅主題歌にハズレなし”という風潮もあったため、ハードルが高くなりすぎたのではないだろうか。

紅白で「絆ノ奇跡」は流れるのか

なお、「刀鍛冶の里編」第1話の平均世帯視聴率は8.0%を記録(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。全盛期には10%超えを連発し、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」では20%を超えていたことを思うと、“国民的アニメ”の盛り上がりもそろそろ限界を迎えつつあるのかもしれない。

LiSAが初代オープニング『紅蓮華』を披露した2019年以来、「鬼滅の刃」の主題歌は『NHK紅白歌合戦』を毎年盛り上げてきた。

しかし視聴率も楽曲の評判も微妙となれば、いよいよその記録も途絶えてしまいそうだ。

ただ、「刀鍛冶の里編」のオープニング曲は不評だったものの、エンディング曲はファン目線でも鉄板の楽曲となっている。

オープニングと同じく、miletとMAN WITH A MISSIONが歌唱した『コイコガレ』という楽曲が使用されるのだが、作詞・作曲・プロデュースを担当しているのは梶浦由記氏。『炎』や『明け星』、『白銀』など、「鬼滅の刃」の人気主題歌を数多く手がけてきた人物だ。

また、梶浦氏は作中の劇伴にも携わっていたため、「鬼滅の刃」のイメージに合った曲作りにかけては、これ以上ない人選だろう。

主題歌も含めて、「刀鍛冶の里編」がここから盛り上がっていくことを期待しよう。

文=「まいじつエンタ」編集部

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