『ラストアイドル』の二の舞?“第2のBiSH”オーディション番組に不満殺到

(C)Roman Samborskyi / Shutterstock 

6月29日をもって解散するアイドルグループ『BiSH』。解散に先んじて彼女たちが〝第2のBiSH〟をプロデュースするようだが、見切り発車のような企画にファンから批判が殺到しているようだ。

コトの発端は、4月8日より放送がスタートした『BiSH THE NEXT』(日本テレビ系)。文字通りBiSHに続くグループを発掘するためのオーディション番組で、初回の放送ではオーディションの概要や現メンバーの葛藤、さらには44人の候補生の姿なども公開された。

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「今回のオーディションですが、〝ROUND1 ランダム5H〟では、なぜか『TWICE』の楽曲をパフォーマンスしなければいけないなど、やはり〝BiSHらしい〟破天荒な点が多く見られました。

そもそもこの企画自体、『株式会社BiSH』のスタートアッププロジェクトとして始まったもの。BiSHで会社を設立し、メンバーの6人はオーディションを通じて〝第2のBiSH〟をプロデュースしていくのです。また新メンバーの募集要項も例を見ない内容で、公式サイトには『日本語を話せれば、全人類応募可』との一文が。

しかも『株式会社WACK』代表の渡辺淳之介に聞かされるまで本人たちも知らなかったようで、セントチヒロ・チッチに至っては『(ファンが)素直に〝このグループも応援したい〟って思えていくのかな』と涙ながらに不安を覗かせていました」(芸能ライター)

大人に振り回される『BiSH』に同情も…

メンバーですら不安を抱える〝第2のBiSH〟発掘オーディション。もちろんファンも素直に受け入れることはできず、ネット上には《メンバーが乗り気じゃないのにやる必要って…》《第2のBiSHはBiSHじゃありません。流石にファン舐めすぎでしょ》《チッチが言っていることが清掃員の総意だわ》《第2のBiSHは2期BiSHなのか、それとも新ユニットなのか、まずはそこをはっきりして欲しい》《第2のBiSHなんて無理がある。少なくとも自分にとっては今のBiSHが全てだし、第2のBiSHを今までみたいに応援出来るかと言ったらたぶん無理》といった反響が続出している。

またオーディションに参加した候補生にも批判の声が。覚悟がないように見えたのか、《ヘラヘラしてる人多くない?》《なんかやる気なさそう》などの厳しい声も上がっていた。

「ちなみに彼女たちと同じようなオーディションを、昨年5月に解散した『ラストアイドル』も行っています。同グループは解散発表後に運営が〝新章〟と題して新たなオーディションを開催。元メンバーが怒りをあらわにするだけでなく、ネット上でも《メンバーがかわいそう》などと大炎上していました。そんなラストアイドルと同じ局面に立たされているBiSH。炎上するのも時間の問題かもしれません」(同・ライター)

人気絶頂の中で解散する理由を〝ロックだから〟と謳ってはいるが、運営のやっていることはただのアイドルと何ら変わりない。それならいっそ第2の『BiSH』など作らず、解散当日に前言撤回した方がよっぽどロックかもしれない。

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