『どうする家康』に歴史オタクがブチギレ! 明智光秀の描かれ方をめぐって発狂

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月2日に放送された『どうする家康』(NHK)第13話『家康、都へゆく』に、歴史オタクが大激怒! 放送から2週間近く経つ今なお、本能寺の変のごとく炎上しまくっている。

オタクがブチギレているのは、古田新太演じる足利義昭と、酒向芳演じる明智光秀の描かれ方だ。

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2人は姑息かつ小物のように描かれており、義昭は家康(松本潤)が都へ上った際、家族に持ち帰ることを約束したコンフェイト(金平糖)を献上するよう強要する。現代でいうパワハラだ。

光秀は、本多忠勝(山田裕貴)と榊原康政(杉野遥亮)が浅井長政(大貫勇輔)の家中といざこざを起こしたことに怒り、「場合によって首を献上せねばならないかもしれない」「家臣の名を言え」など、小姑のようにいたぶるのだった。

この描写に、光秀と義昭のファンは大激怒。特に、2人を忠実に描いたとされる過去の大河ドラマ『麒麟がくる』との比較で頭にきてしまったようだ。

“史実を基にしたフィクション”に切れる歴史オタク

ネット上には、《義昭を愚者として描くのは今までもあったからアリかもだけど、役者にも歴史にもリスペクトがない描き方は仁義にもとる》《あんなセコイ嫌がらせやる武将に描かれたことはない》《金平糖の事腹たつ まだ嫌なキャラ》《随分、明智光秀がおじいちゃんですね。このキャスティング、酷すぎる》といった声が見られている。

「そもそも、これって〝史実を基にしたフィクション〟じゃないですか(笑)いちいち目くじら立てる人って、何が目的なんですかね…。そりゃあ、時空が裂けてエヴァンゲリオンに乗った少年が本能寺の変を阻止し、織田信長を延命させるようなストーリーならキレるのも分かりますけど、こんなの全然許容範囲では?

大体、同作は『ステレオタイプな家康像とは違う新解釈を届ける』と明言しているわけで…。そんなに史実が大事なら、歴史ドキュメントの再現ドラマでも見てればいいでしょう。そのお門違いと来たら、そば屋に来て『パスタがない!』ってキレてるようなものですよ」(週刊誌記者)

ネコや鉄道のように、大河ドラマも人間を引き寄せる何かを持っているのだろうか。

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