日テレ水曜ドラマがついに敗北! フジテレビが直接対決を見事に制す

芳根京子 

芳根京子 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

日本テレビ系水曜ドラマが死んだ。日テレが低迷しているうちに、裏ではフジテレビ系の新たなドラマ枠が誕生。この作戦がついに実を結び、水曜22時の戦いを制そうとしている。

4月12日の22時、日本テレビ系では芳根京子主演ドラマ『それってパクリじゃないですか?』が放送開始され、世帯平均視聴率6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を獲得。

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一方でフジテレビ系では、波瑠主演のドラマ『わたしのお嫁くん』が放送開始され、視聴率6.1%を獲得した。

「フジテレビ系水曜22時枠は、1991年10月~1992年9月、1998年4月~1999年9月、2013年4月~2016年3月、そして2022年4月~現在と、ドラマ枠を開設しては潰して開設してを何回も繰り返しています。もちろん理由は数字が取れないから。というのもこの枠は、日テレ系水曜ドラマが強すぎるのです」(芸能記者)

一時代を築いた日本テレビ系水曜ドラマ

日テレ系水曜ドラマは、古くは『ごくせん』や『14才の母』『ハケンの品格』、2010年代以降も『家政婦のミタ』『Woman』『花咲舞が黙ってない』『家売るオンナ』『東京タラレバ娘』『過保護のカホコ』などヒット作を量産してきた、日テレが誇る看板ドラマ枠だったが…。

「2020年に入ってから、この枠の視聴率は目に見えて低下。ドラマのクオリティーも見る影もないほど落ちています。

それでも、フジテレビが2022年4月にドラマ枠を再設して以降は、直接対決で無敗。視聴率勝負で一度も負けたことがなかったのだが、ついにこの度、わずか0.1%の差ではあるものの、初の敗北を喫したのです。

しかも、日テレ水曜ドラマが一番得意としている〝女性のお仕事ドラマ〟を、日テレとフジの双方が制作し、フジが競り勝ったかたち。日テレとしては、これ以上の屈辱はないでしょうね」(同・記者)

1991年から続く、日テレ水曜ドラマの歴史。この敗北をきっかけに、閉鎖も見えてきそうだ。

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