奈緒　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

4月13日より、奈緒主演のドラマ『あなたがしてくれなくても』（フジテレビ系）がスタートした。ドラマの雰囲気とは全く合わない挿入歌・主題歌が話題になっている。

主人公の吉野みち（奈緒）は、結婚して5年になる夫・陽一（永山瑛太）との仲は良いが、セックスレス。みちの上司・新名誠（岩田剛典）もまた、キャリアウーマンの妻・新名楓（田中みな実）とのセックスレスに悩んでいることから、2人は徐々に心を通わせていく…。

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「ドラマで視聴者の度肝を抜いたのが、みちと新名が桜の木の下で会うシーン。この時、異様にねっとりとした昭和歌謡が突然、挿入歌として大音量で流れ出したのです。その曲は『B’z』稲葉浩志が歌う、井上陽水の『ダンスはうまく踊れない』のカバーソングだったのです」（芸能記者）

まだそんな関係でもないみちと新名を映しながら、やたらとムーディーな曲をガンガンかけていることに、視聴者から《変な歌キターーー》《変なネットリした歌きたああああ》《選曲おかしい》《なんやこの気持ち悪い歌》《昭和の暗さを出したい演出なのかも知れんが、もっと現代に合わせて》といったツッコミが殺到した。

『昼顔』と同じ失敗をやっている？

「そして、ドラマ終盤にもヤバい歌が。夜、木の下でみちと新名が抱きしめあったクライマックスに、謎にノリの良いメロディアスで、やたらと主張が激しい歌が流れました。これは、稲葉がドラマのために書き下ろした『Stray Hearts』という曲だそうです」（同・記者）

この曲にも視聴者からは《この内容のドラマで稲葉の声は合わんやろ》《稲葉さんは好きだけどちょっと黙ってて！》《この歌合ってなさすぎてビックリ》といった声があがっている。

今作は、2014年のドラマ『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』（フジテレビ系）のスタッフが再集結したそうだが、思い返すと『昼顔』も唯一、主題歌だけは「合ってない」と酷評が多かった。

選曲だけは、他のスタッフに頼ったほうがよかったかもしれない。