『どうする家康』松本潤の一言に視聴者ズッコケ! コメディがまたスベる

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月2日に放送された大河ドラマ『どうする家康』(NHK)第13話『家康、都へゆく』のとあるシーンが、放送から2週間経つ今なお炎上しているという。

問題のシーンを解説する前に、同シーンに続く12話のあらすじを振り返ろう。

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12話では今川氏真が武田信玄から攻め込まれ、家臣にも見限られたことで命からがらに敗走。行方をくらませたのち、氏真が掛川城にいたことを知られると、信玄は家康に討伐を命ずる。

しかし、氏真と兄弟同然に育った家康はこれを躊躇い、なんと北条に氏真を逃がしてしまう。当然、これに信玄は激怒し、家康のもとに攻め入る意向さえ見せた。

これには家康側も動揺し、家臣の酒井忠次は「詫びの使者に立ちまする」と、信玄に謝罪へ出向く役目を自ら名乗り出る。しかし、家康はこれを「要らん」とキッパリ。作中のヘタレキャライメージを転換させ、これぞ天下人という男らしさを見せたのだった。

この後に描かれたのが、第13話の問題シーンだ。

視聴者をどん底に突き落としたKYな小ボケ

「ところがどっこい、13話冒頭で家康は、いきなり『信玄に詫びといてくれ』とまさかの180度方向転換。前回見せた男らしさがまさかの〝フリ〟となり、全視聴者がズッコケたでしょう」(メディアコンサルター)

実際、ネット上にはこのシーンに肩を落とした声が見受けられる。11話、12話とシリアスな話が続いていたこともあって、一気にガックリと来たようだ。

「これは、脚本担当・古沢良太氏の悪い癖ですね。彼はドラマ『リーガル・ハイ』『コンフィデンスマンJP』シリーズ(ともにフジテレビ系)といったコメディ作品を代表作に持ち、クスリとくるネタには定評があります。

それゆえ今回も、シリアス続きという壮大な〝前フリ〟からの〝180度転換〟というボケを入れたのでしょうが、歴史オタクなど真面目な視聴者が多いNHKではウケなかったようです。

小学校のクラスに1人はいた、先生が怒っている時に空気を変えようとふざけたのに却って怒られる、あの空気の読めない行動と同じですね」(同・コンサルター)

大河にコメディは必要なし!

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