世の妻たちが怒り狂う展開に…4月開始「ドラマ」第1話“不評”ランキング

奈緒 

奈緒 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

4月から新ドラマが続々と始まり、視聴者が盛り上がっています。旬の話題をお届けする『まいじつ』に掲載された中から、芸能記者が選りすぐった2023年4月開始の「ドラマ」で視聴者から不評だったシーンにまつわる記事をご紹介しましょう。(4/17 配信まで)

第1位 あなたがしてくれなくても : 『あなたがしてくれなくても』永山瑛太の“妻への一言”がキツすぎる…

『あなたがしてくれなくても』永山瑛太の“妻への一言”がキツすぎる…

第2位 それってパクリじゃないですか? : 『それってパクリじゃないですか?』超ド級のつまらなさ! 展開が退屈オブ退屈

『それってパクリじゃないですか?』超ド級のつまらなさ! 展開が退屈オブ退屈

第3位 だが、情熱はある : 『だが、情熱はある』オードリー若林の“陰キャアピール”に「ウソすぎる」の声

『だが、情熱はある』オードリー若林の“陰キャアピール”に「ウソすぎる」の声

第4位 風間公親−教場0− : 『教場』1話から早くもクソドラマ確定か…内田理央の殺害シーンが雑過ぎる

『教場』1話から早くもクソドラマ確定か…内田理央の殺害シーンが雑過ぎる

第5位 特捜9 season6 : ドラマ『特捜9』1話で放送事故? 子どもの行動に視聴者ドン引き

ドラマ『特捜9』1話で放送事故? 子どもの行動に視聴者ドン引き

第6位 ケイジとケンジ、時々ハンジ。 : 『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』東出昌大の降板でクソドラマ化! 匂わせシーン多数も…

『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』東出昌大の降板でクソドラマ化! 匂わせシーン多数も…

第7位 わたしのお嫁くん : 『わたしのお嫁くん』非常識社員が多すぎる!? 波瑠だけが唯一まとも

『わたしのお嫁くん』非常識社員が多すぎる!? 波瑠だけが唯一まとも

第1話から「クソドラマ」の雰囲気が漂う展開に

もっとも視聴者から不評だったのは、4月13日にスタートしたフジテレビ系ドラマ『あなたがしてくれなくても』です。

初回から濃厚なラブシーンが続発していましたが、主人公の吉野みち(奈緒)に対し、夫の吉野陽一(永山瑛太)がぼそりと口にした言葉が世の妻たちが怒り狂う展開となってしまいました。

ある日の夜、みちはゲームを楽しむ陽一に寄り添い、近々「夜の約束」をしようと誘ったが、「そういうのって約束してするもんじゃない」と拒絶。別の日の夜に陽一がみちを押し倒して強引にキスするシーンもありましたが、みちは夫を引きはがしてしまいます。

ある朝、2人はけんか。「面と向かって言われるとこっちはしたくなくなる」と嘆く陽一に、みちは「2年だよ? もう2年もしてないんだよ?」と訴えますが、陽一は悲しげな表情で「性欲強くない?」とつぶやくのでした。

激高したみちはクッションを振り上げて陽一にたたきつけようとしますが、思いとどまって床に投げつけるのでした…。

このやりとりを見て、視聴者は陽一に激怒。《奈緒ちゃんに嫌悪感を抱けない》《そんなこと言う!?》《「そんなに性欲強かった?」とか相手に言われたらめちゃくちゃ傷つくやろな…》《「性欲強くない?」なんて言われちゃったらクッション5~6個投げつけるわ》と、みちの気持ちを案じる声が漏れていました。

「永山さん演じる陽一さんも同様に悩みを抱えているようで、二人の気持ちがすれ違う描写が見られました。ただ性に関する誘いを断るにしても、断り方というものがある。一般の女性たちにとっては我慢がならない言いようでした」(ドラマライター)

何かと同情されがちな奈緒の言葉とは対照的に、永山の役柄は今後も女性の反感を買いそうです。

続いては、 4月12日からスタートした芳根京子主演のドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)。期待を裏切るツカミの悪さ、小学生レベルのストーリーに、視聴者から早くもため息が漏れています。

主人公は、飲料メーカー『月夜野ドリンク』の新米社員・藤崎亜季(芳根)。社内で起こった情報漏洩をキッカケに新設された〝知的財産部=知財部〟に異動することに。親会社から出向となった〝弁理士=知財のプロ〟北脇(重岡大毅)と、熊井部長(野間口徹)とともに知財部で奮闘していくというストーリーです。

第1話では、社運をかけたプロジェクトとして開発が進められている新ドリンクのボトル、通称「キラキラボトル」のデザインが、ライバル企業のハッピースマイルビバレッジに盗まれるというが事態が発生。

ハッピースマイルでボトル開発を担当したのが亜季の大学の同級生だったため、同窓会で情報を漏らした可能性がある、と亜季に情報流出の疑いがかけられることになるのですが…。

「1話では、月夜野ドリンクが先に生み出したはずの特許を、なんとか取り戻す…というストーリーだったのですが、これがとんだ期待ハズレ。一体どのような専門知識で、一般層が知らない〝特許の裏側〟を見せてくれるのかと思ったら、ドラマでやったことは、アイデアをうっかり相手に漏らしてしまった瞬間の証拠VTRを見つけて、『ほら! やっぱりあなたパクったじゃん!』と言い張って、特許を取り戻すというものでした。

実際、そんな感じで特許が取り戻せるのかもしれませんが、見てる方は退屈も退屈。やっていることは、サスペンスドラマで、『殺人現場の映像を見つけた! 犯人が映ってた!』と犯人を逮捕しているようなもの。サスペンスがこんなひねりゼロのオチを放送したら炎上しますよ」(週刊誌記者)

これからさまざまな知的財産にまつわるエピソードが展開されていくようですが、連ドラは第1話にもっとも力を入れており、他の回の数倍、脚本に時間を割いてストーリーが練り上げられていると言われています。

その1話がこのつまらなさなので、もうこのドラマには期待できないかもしれません…。

果たして、最終回まで放送を楽しみにしている視聴者はどれほどいるのでしょうか。

【あわせて読みたい】