高畑充希　（C)まいじつ　

4月18日にドラマ『unknown』（テレビ朝日系）がスタート。「ラブサスペンス」と銘打ったドラマだが、田中圭と高畑充希のイチャつきと、殺人シーンとみられる「グロシーン」が繰り返され、視聴者から冷めた声が続出している。

ドラマのあらすじはこうだ。週刊誌記者の闇原こころ（高畑）と、警察官の朝田虎松（田中）は恋人同士。だが実は闇原は吸血鬼だった。

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交際から1年がたち結婚も意識し始めていたが、吸血鬼であることを闇原は言い出せずにいた。一方で朝田も恋人に言えない秘密を抱えている様子だったが、第1話で朝田が秘密を切り出すことはなかった。

「どういう感情で見れば…」

第1話で闇原は吸血鬼ならではの怪力ぶりを見せつけ、ニンニクを嫌がり、血を飲むなどの行動に出ていた。

中盤まではコメディタッチで描かれていた第1話だが終盤、展開が一転。

朝田が親しくしていた駄菓子屋の老年女性・今福梅（木野花）の家が火事に見舞われ、朝田が助けに入った。

だが棚の下敷きになった朝田は、過去の殺人を思わせる猟奇的な回想シーンが脳裏に浮かび、火が燃えさかる中意識を失った。闇原は家に入って怪力ぶりを見せつけ、朝田を抱っこして救出した。

直後に朝田は「私ね、吸血鬼なんだ」とカミングアウトした。後に朝田は闇原にプロポーズした。

直後、2人が仲睦まじげに食事するシーンを流した後に血を流した女性の死体を映し、闇原のナレーションを挿入。

「このときまだ私たちは知らない。この平和な街に惨劇が訪れることを。そして虎ちゃんにもまた秘密があることを」と告げ、初回は終了した。

この展開に視聴者からは《トンチキ設定を高畑充希×田中圭のイチャイチャで帳消しにしてるドラマ》《普通に警官と雑誌記者の恋愛物語でいいじゃん。ファンタジー要素いらない》《吸血鬼設定以外はめちゃいいラブストーリー》《イチャつきも多いしどういう感情で見ればいいのか分からんな》《吸血鬼設定はぶっ飛び過ぎててなんだかなあ》といった声が漏れている。

「恋愛要素とサスペンス要素を交互に織り交ぜる展開のようですが、単純に高畑さんと田中さんの恋愛と、途中で起こる事件を描くだけでよかったのでは。恋愛、事件、吸血鬼のカミングアウト、まだ朝田が明かしていない秘密の話と要素が多過ぎ、視聴者は混乱している様子でした」（ドラマライター）

ワケがわからないうちに視聴者が離脱しなければいいが…。