必要とされなければ、どの世界でもクビを切られてしまうもの。旬の話題をお届けする『まいじつ』に掲載された中から、芸能記者が選りすぐった〝クビ〟にまつわる記事をご紹介しましょう。(4/19 配信まで)
第1位 『なりゆき街道旅』ハライチ澤部がクビになった理由 後輩にボロ負けのMC能力
第2位 『DayDay.』クビメンバー早くも確定? 低視聴率でテコ入れすべきポイント
第3位 『旅サラダ』クビメンバーに無慈悲な声…名残惜しさゼロの卒業劇
第4位 元『V6』三宅健はクビだった!? 囁かれる“ジャニーズ圧”らしき影
第5位 『ぺこぱ』レギュラー番組をクビに…あのちゃんに奪われてオワコン露呈
第6位 ハライチ澤部『なりゆき街道旅』クビから3週間で復帰! 新MCがダメすぎて…
第7位 山﨑夕貴アナがフジテレビをクビに? 妊娠発表でそのままフェードアウトか…
第8位 『AKB48』小栗有以が“めざまし”をクビに!? 新メンバー加入で大ピンチ
第9位 オードリーをクビに!『ヒルナンデス!』阿佐ヶ谷姉妹の卒業に不満殺到
第10位 『ぐるナイ』ナイナイ2人に“クビ説”が浮上? 「何の爪痕も残さない…」
『DayDay.』レギュラーメンバーは完全に人選ミス
もっとも話題になったのは、日曜お昼の旅バラエティー番組『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)MC『ハライチ』澤部佑のクビに関する話題です。
澤部のクビは、3月26日放送の番組内で発表され、2代目MCとしてお笑いトリオ『ハナコ』が就任しました。4月2日には、さっそく『ハナコ』MCの初回が放送されましたが、なぜ、番組側は澤部をクビにしたのでしょうか。
「澤部は有能風だけど、ひとりじゃなにもできない。そのため、『なりゆき街道旅』には、本命の俳優ゲストのほかに、毎回、澤部のおもりをするナベプロ芸人や、バラエティー慣れしたタレントが出演していました。『ロッチ』コカドケンタロウなんて、番組の準レギュラーかと思うほど出ていました。
澤部と大物ゲスト俳優だけだと間が持たないので、裏回しできるタレントが毎回でてきて、枠を埋めてしまうし、それなりにゲスト扱いもしないといけない。こんな効率の悪いキャスティング、番組がいつまでも許すとは思えなかったので、結局、澤部はクビ。当然の結果でした」(芸能記者)
澤部に変わってMCに就任したハナコMCの放送初回だけは、変化が見られました。
「4月2日放送回では、ゲストは女優の奈緒だけでした。澤部MC時代にはありえないキャスティングです。しかし、ゲストが1人になったことで、大物ゲスト1人にフォーカスした番組構成になって、劇的に番組が見やすくなりました」(同・記者)
しかし、女優の市川由衣をゲストに迎えた16日放送回になんとロケの途中で、初代MCの澤部が乱入する展開になっていました。
「新MCが頑張っているところに、初代MCが乱入して仕切り始めるなんて、普通に考えれば失礼すぎる行為です。この構成を考えたスタッフは激怒されてもおかしくない。しかし、ハナコがあまりにも無能すぎるので、ゲストに失礼になるよりはマシと、初代MCの澤部を急遽呼んだのでしょう」(同)
わずか2週で事実上の戦力外通告を受けたハナコが気の毒です…。
続いては、4月にスタートした朝の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)にまつわる話題です。
同番組はNHK出身のフリーアナウンサー・武田真一と、お笑いコンビ『南海キャンディーズ』の山里亮太、そして日本テレビの黒田みゆアナウンサーの3人がMCを務め、番組開始前から話題になっていました。
しかし、初回こそ話題になりましたが、その後は視聴率もなかなか芳しくない状態が続いています。そんななか、曜日レギュラーにも厳しい意見が寄せられているようです。
出演者は曜日ごとのレギュラーメンバーのほか、「各週」「月一」など不定期に出演するメンバーもいます。
たとえば月曜日はお笑いコンビ『シソンヌ』の長谷川忍、火曜日はヒロミやアンミカらがレギュラーメンバー。水曜日は『アンジャッシュ』児嶋一哉がレギュラーを務め、安藤桃子と知花くららが月一で登場。金曜日はレギュラーメンバーを設定せず、別所哲也、『NMB48』渋谷凪咲などが隔週で出演しています。
「真面目なイメージの武田を起用しているのに、内容はエンタメ寄りという部分が、視聴者から圧倒的に受け入れられていません。その影響からか、放送2回目の平均世帯視聴率は3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)という結果になりました。初回の5.0%から1.3%も落としていました」(芸能ライター)
ここまで来るとあとは曜日メンバー頼み…と言いたいところですが、4月12日の放送ではMCに限らず、出演者にも厳しい意見が寄せられていました。
水曜日ということで児島と知花が出演していましたが、ネット上では《水曜レギュラーだけ薄すぎじゃない?》《知花くらら? 今わかったよ。誰かと思った》などの不評を買っていました。
「知花は一般知名度がそこまで高くないのか、視聴者から空気扱いされることもしばしば。一方で、安藤桃子といえば、ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)主演の安藤サクラの姉です。映画監督でありながら芸能人オーラもあり、《めっちゃ美人だし、めっちゃ芸能人感が出まくり》と注目を集めています。もし曜日レギュラーをテコ入れするのであれば、知花を外して安藤を固定レギュラーにするか、別のメンバーを補填するのが得策と言えるでしょう」(同・ライター)
月1とはいえ現在の番組の状況を考えれば、認知度の低い人を残しておくわけにはいきませんから、まずテコが入るのは曜日メンバーか番組内容になるでしょうね…。
果たして、入れ替わりの激しい芸能界で、生き残りをかけた戦いは今後も続くのでしょうか。