『どうする家康』お市・北川景子の“恋愛脳”に呆れ! キャラクターが破綻

北川景子 

北川景子  (C)まいじつ 

著しく評判の悪い大河ドラマ『どうする家康』(NHK)において、視聴者から最大の戦犯だと指摘されているのが脚本だ。いかに酷いものなのか、それを象徴するシーンがまたも放送された。

4月16日に放送された第14話、史実にはいないオリジナルキャラ・阿月(伊東蒼)が登場。彼女はこの回で死亡し、架空の人物であるため重要キャラでもないのだが、なんとこれにエピソードの半分を割くという暴挙に出た。

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「阿月は浅井長政(大貫勇輔)が謀反を起こすことを知らせるべく、長政の家臣を振り切りながら、40km離れた徳川家康(松本潤)&織田信長(岡田准一)軍の元へ。自らの命を賭してまで家康らを救う活躍は、視聴者の感動を呼ぶ…とでも思ったのでしょう」(メディアコンサルター)

オリジナルキャラの活躍は脚本家の見せどころ。しかしこれは失敗に終わった。

なんと、全く面白くもないストーリーのうえ、キャラクターが破綻してしまったのだ。

無能な上に恋愛脳全開な脚本

「阿月は主君のお市(北川景子)が謀反を伝えようとするのを見て、その伝令役を自ら買って出ました。お市の動機は『大切な家康に死んでほしくないから』なのですが、どう考えてもおかしい。

だって、お市って信長の妹なんですよ! 何で兄の身じゃなく家康なんかを案じる!? 劇中ではお市の初恋の相手が家康だったためと理屈づけされてますが、いくら人を好きになると周りが見えなくなるとはいえ、兄の命より初恋相手を優先する人なんているのかと」(同・コンサルター)

この〝恋愛脳〟全開な動機は、視聴者からも嘲笑の的に。《お市の方は実兄の信長に、ではなく縁の薄い家康に戦を知らせるってか?》《身内を差し置いて心配はしないよね普通》《浅井の裏切りを知らせる相手が何で兄じゃなく家康?》といった声が上がっており、脚本の不甲斐なさが改めて強調されたのだった。

我々の収めた受信料がこんなドラマの製作費となって消えていると思うと、やりきれなくなってくる。こちらは物価高の中、毎晩のビールを発泡酒にするなど節約しているのに…。

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