ヒロド歩美『報道ステーション』に起用された謎…異例抜擢の裏側に権力者の影

(C)Roman Samborskyi / Shutterstock 

六本木のテレビ朝日に激震が走っている。

揺れているのは、同局の看板番組である『報道ステーション』。番組は4月からフリーアナウンサー・ヒロド歩美がスポーツコーナーを務めているが、これが女性アナたちの嫉妬を買い、女同士の争いに発展しているというのだ。

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「ヒロドはこの3月末まで、テレ朝系の準キー局である大阪のABCテレビに在籍。これまで系列局という閑職にいながら、独立によってキー局看板番組のキャスターへと成り上がったのです。しかし通常、同局系列にいたアナウンサーを独立後に起用するのはありえないこと。『サタデーステーション』『サンデーステーション』担当の高島彩も、元はフジテレビですからね」(芸能記者)

この異例抜擢の裏で囁かれるのが、権力者によるパワーだ。

「どうやらヒロドは、テレ朝の代表取締役会長のお気に入りらしいのです。会長は現場からの叩き上げで、過去には『ミュージックステーション』制作Pを務めるなど、その経歴から〝テレ朝の天皇〟と呼ばれるほど局内の権力が絶大。特に、報道畑出身とあって『報ステ』『朝まで生テレビ!』といった番組には、誰も逆らえないほどの力を持っています」(週刊誌記者)

権力者には好かれるも視聴者の評判は…

その会長を後ろ盾に、ヒロドは成り上がったようだ。

「会長は野球好きで知られ、WBCが高視聴率を獲得した直後の3月定例会見でも、『テレビとスポーツは親和性のあることを改めて認識した』と語っている。ヒロドは『サンデーLIVE!!』でスポーツを担当したほか『熱闘甲子園』にも出演していたので、そのお眼鏡にかなったようです」(メディアマネージャー)

そんな会長の期待とは裏腹に、視聴者からの評判はあまり芳しくない。

彼女のアナウンスについて《強弱をつけて情感たっぷりで読むのが暑苦しくて苦手》《なんか小学生の音読的な、かくかくした読み方》《この人、野心丸出し》《声を張り過ぎなのか他の出演者やMCよりもうるさい》といった声が並ぶ。

お茶の間の評判と会長の意向に、大きなズレが生じているようだ。

歴史を見ても、権力者の後ろ盾で成り上がったものは、権力の交代後に立場を負われるもの。ヒロドに待っているのは運命やいかに…。

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