統一教会よりタブー? メディアが黙殺する「ジャニーズ性加害問題」の闇深さ

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元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏によるジャニー喜多川氏からの性加害告発によって、ジャニーズ事務所のイメージが著しくダウンしている。ダンマリを決め込むメディアがほとんどで、その闇の深さを際立たせているのが現状だろう。

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何も問題を解決していないが、この度ジャニーズJr.の新番組が始まることが分かり、批判だけでなく、タレントへ同情する声も続出している。

次世代のジャニーズJr.内グループ『Go! Go! kids』らが出演する『ジャニーズJr.ランドNEO』(TBSチャンネルほか)が、4月28日より放送スタート。2011年10月から約8カ月間放送されていた番組が復活を果たすことになった。

「この番組は『Travis Japan』などのデビュー組が、ジャニーズJr.時代に出演していたバラエティーです。復活するとあって、ファンたちは喜びの声を上げています。しかし当然、複雑な心境のファンも多い。やはり性加害問題が尾を引いているのです」(芸能ライター)

性加害告発を黙殺するメディア

カウアン氏は4月12日、ジャニー喜多川氏から性被害を受けたとして会見を開いた。

これによって性被害の実情が公になったのだが、NHKが数分間だけ報じただけで、民放はダンマリを続けている。

そのため、今回の番組復活に違和感を覚える人も多い。《メディアが良くない。なぜ問題があるのに報道せず、平気で番組放送するの?》《特定の団体はしつこく報道するくせに、大手芸能事務所は無視するのってどうなんですか》《メンバーに罪は無いが、こうやって露出され続ける現実に違和感あり》《スポンサーが事務所に抗議したとかいうニュースが流れてもおかしくないのに。静かすぎて怖い》などの声が上がっている。

ジャニーズ事務所とテレビ局が蜜月関係ということは周知の事実だが、そろそろ報道のあるべき姿を思い出してほしいものだ。

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