『どうする家康』カニのシーンに違和感? 歴史の捏造疑惑が浮上か…

松本潤 

松本潤 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)で、またまた脚本に粗があるかもしれないと疑惑が浮上してきた。

問題のシーンがあったのは、4月16日に放送された第14話。冒頭、朝倉義景を討伐するために金ヶ崎城を攻略した織田信長軍は、金ヶ崎の浜辺でカニを堪能するすることに。

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信長、徳川家康、木下藤吉郎、酒井忠次らは、夜になっても、皆で祝宴として大量の越前ガニを食べる。勝利の祝いとして、現地の名産を頂いているのだろう。

しかし、これらはドラマ用の脚色であり、画として映えさせるために現実を捏造しているかもしれないというのだ。

ネット上で、このシーンについて《敦賀では蟹は採れないんだよなぁ 蟹は越前それももっと北の三国の方の沖合なので それに時期的に四月では蟹は採れないと思う》といった指摘が…。

しかし、この非難は、一部ファンによる〝勘違い〟だった。

「漁師の方にも確認しましたが、敦賀で越前ガニは獲れますし、今は資源保護等で設定されていますが、昔は禁漁期間など設定されていないので4月でも漁に出ていたと思います」(週刊誌記者)

脚本の粗探しをするネット民が急増している理由とは…

これまで脚本の粗さが目立っているため、ネット民はここぞとばかりに粗探しをしているようだ。

「14話では信長が浅井長政の謀反を知った理由として、信長の妹であるお市を慕う阿月が密使に走ったというエピソードが主に描かれました。しかし、これは史実にはないエピソードで、現代では創作だったとの見方が有力です。

そして23日放送の15話では、その長政の謀反を『なんやかんやあって』『数日後』とナレーションで済ませ、描かないという暴挙に出ました。

史実にないオリジナルキャラのエピソードや、それに時間を割きながら肝心の謀反をナレーションで済ませることなど、歴史への理解もリスペクトもない身勝手さがドラマからにじみ出てるため、ネット民は粗探しをしているのでしょう」(芸能ライター)

粗が多い『どうする家康』だが、ネット民が粗探しをやめて気軽に放送を楽しめる日は来るのだろうか…。

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