ソフトバンクはなぜ突然弱くなった? 他チームから強奪&補強が大失敗

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プロ野球パ・リーグの福岡ソフトバンクホークスが、開幕から苦戦している。

チームは2020年まで4連覇を果たしたが、21年はまさかのBクラスで工藤公康監督が退任。昨年は2位になるもののオリックス・バファローズに敗れ、6年ぶりとなるクライマックスシリーズ敗退となった。

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今シーズンも一進一退の戦いが続き、4月24日時点で9勝8敗の4位という成績。5位の東北楽天ゴールデンイーグルスと、6位の北海道日本ハムファイターズは勝率3割台で借金を背負っているため、ホークスが事実上の最下位と言ってもいい状況だ。

この不甲斐なさは、野球ファンの間でも話題に。

《右の大砲不在 左バッターが調子落ちた時に一発打つ奴がいない》《千賀一枚がデカすぎる》《まず勝ち越せないからオスナが使えない》《柳田が衰えてきたのに、その後釜がいないのが問題》など、議論が交わされている。

強奪しまくりで4位という情けなさ

特に指摘されるのは〝補強〟してこの結果だという不甲斐なさだ。

チームは昨年、5位だった千葉ロッテマリーンズからオスナ投手を、最下位の日ハムから近藤健介選手を獲得。下位チームから主力を奪うという鬼畜の所業を見せながら、自身が4位に甘んじているのだ。

そのため《強奪よりも若い力が出てくるチームの方が強い》《あと70億円ぐらい補強すればなんとか》《モイネロとオスナを使う場面がない》などと嘲笑の的になっているのだ。

一体、なぜ4連覇からここまで弱体化してしまったのか。

「投打の噛み合いが悪いように見えます。打線はチーム本塁打8本でリーグワーストタイ、得点56もワースト2位と、快音が聞かれない。投手陣も、長年エースとして活躍してきた千賀滉大投手がメジャーに行き、その穴が埋められていません。せっかく補強したクローザーのオスナが使えないという有様になっています」(週刊誌記者)

おかしな補強を繰り返してチームが衰退していく、まるでセ・リーグの読売ジャイアンツのようだ。やはり、色々な意味でソフトバンクは〝パの巨人〟といえよう。

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